ユーザーの心に残るUXを生み出す50の戦略 ーpart4ー(36-50)

この連載はbuznigaに掲載された”50 User Engagement Strategies For Planning Memorable Mobile Experiences“を4つのパートにわけて紹介するものです。Part4 では36から50の戦略を紹介します。Part1はこちら。Part2はこちら。Part3はこちら

36.ファネルを最適化する

最初のリリースの際にアプリ内行動を分析するツールを導入することで以下のようなことを確認できるかと思います。

 

  • ファネルに入って、完了するユーザーの数
  • ファネル内の各画面における離脱率
  • ファネルを完了するまでの平均的な所要時間

 

このようなデータはファネルを最適化するために活用することができます。

 

37.「四次元ポケット」を目指さない

MVPにはアプリの核となる機能だけを搭載し、ユーザーにとってアプリの目的がわかりやすいものにしましょう。

 

早い段階で「四次元ポケット」みたいに機能を何でも詰め込もうとするとすぐに失敗するでしょう。

 

ユーザーがアプリを利用した時に失敗したと思わないように少しずつ、ゆっくり情報を伝えるようにしましょう。

 

38.全ての仮説を実験する

データを集めているにもかかわらずデータに裏打ちされていない仮説を作ることは許されません。

 

Uberのノウハウから必要な情報を抜き出し、アプリを継続的で途切れることなく成長させましょう。

 

また、あなたにとってよさそうに思える方法がユーザーにとって一番よいものではないかもしれないということを覚えておいてください。

 

39.60秒で達成できるゴールを設定する

アプリのUXをデザインする際に、全てのUXのフローが60秒以内に余裕を持って完了できるようにしましょう。

 

もしアプリの機能がシンプルで、ユーザーを誘導するデザインをしようしていて、ファネルが短ければ、60秒は実現可能なのです!

 

40.サードパーティー製のアプリを導入する

ユーザーベネフィットのあるプラットフォームを導入することで、あなたがユーザーに対して価値提供する意思があることをユーザーに示すことができます。

 

Paypal、Braintree、そしてFacebookといったサードパーティーを導入することで、エンドユーザーにとってUXはよりシームレスで楽しめるものになります。

 

ユーザー調査を行って、あなたのプロダクトが解決する問題に関してどのようなプラットフォームが利用されているのかを把握しましょう。

 

41.邪魔なものを減らす

ターゲットとなるアクションを「簡単」に達成するために心理学の法則を使いましょう。例を挙げると、4ページにわたる決済のプロセスを長い1ページにまとめたところで、ユーザーに打ち込んでもらう情報量的には変化ありません。しかし、心理的な負担は少なくなり、コンバージョン率が200%増えたのです。

 

 

42. インセンティブを増やす

プロダクトに関する意思決定は「それがエンドユーザーにとって価値のあるものになるのか」を最初に考えて行うべきです。

 

全てのエンゲージメント向上戦略にとってユーザーの利益を増やすことは最終的なゴールなのです。

 

43.ゴールにあたるパーツを大きくする

親指があると予想される位置に大きなボタンを配置することで狙ったアクション(例えば「登録」や「購入」)のCTRを高めることができます。

 

UberEatsが「決済する」でどのようにこれを実現しているのか見てみましょう。

 

 

44.ユーザーにして欲しくないアクションのボタンを小さくする

前の項目とは逆に、テキストやボタンを小さくし、親指が来そうな位置から遠くに配置することで、ユーザーにして欲しくないアクション(「キャンセル」など)を減らすことができます。

 

45.簡単にソーシャルへのシェアができるようにする

もしアプリに対して(写真のシェアやゴールの達成などを通して)愛着を感じるなら、ユーザーはそのアプリでできることをソーシャルでシェアしたいと思うものです。

 

アプリ内外にシェアの機能を導入し、シェアボタンを戦略的に配置しましょう。もし最善の戦略をとろうと思ったらFitBitやInstagramといったソーシャルでのシェアを牽引するアプリの力を借りるのがいいでしょう。

 

46.モバイルならではのリワードを用意する

18%の人は値引きや限定商品を手に入れるためにアプリをダウンロードします。これは素早くダウンロード数を稼ぐ素晴らしい方法の一つですが、もしモバイル限定の特典がなければ、このようにしてダウンロードしたユーザーのほとんどはアプリを利用することがなくなるでしょう。

 

特典は非アクティブユーザーをアプリに再び興味を持たせ、再帰させるのにも役に立ちます!

 

47.第一印象にこだわる

4人に1人はアプリを1度利用しただけで使わなくなります。つまり、第一印象が全てなのです。

 

初めてアプリを利用するユーザーにどのようなアクションをとってもらいたいですか?アプリの便利さを体験し、もう一度アプリを利用してもらうためにはどんなタスクをユーザーに達成してもらえばいいかはっきりしていますか?

 

UXのフローを初回起動時が最適化されるように作成し、ファネルのゴールが最大限達成されるようなデザインの選択をしましょう。

 

48.プッシュ通知を効果的に使用する

プッシュ通知は適切に利用されている限り効果的ですが、全てのアプリに必要なわけではありません。

 

AppleのOSではプッシュ通知の許諾ダイアログは1回しか表示されないことを覚えておいてください。もし、あなたが通知を乱用しているのを好意的に思わなかったユーザーが通知を拒否したらもう許諾ダイアログを出す機会はないのです!

 

49.新機能が導入されたらアプリ内でユーザーに伝える

ユーザー自身にアプリのどこに新機能が追加されたのか探させてはいけません!インターフェースに新機能が追加されたことを表示して、ただ機能についてのことだけではなく、その利点についてもユーザーにコミュニケーションをとって伝えるようにしましょう。

 

50.ユーザーの抱える問題を解決する

UIとUXにおける最善の戦略を実践することで、コンバージョンとアプリ内のエンゲージメントは劇的に向上するでしょう。しかし、ユーザーを引きつける一番良い方法は、あなたがアプリを開発する動機となっていた、ユーザーの抱える問題を解決することです。もしあなたが業界のだれよりも問題解決を行うことができるのなら、あなたのプロダクトは業界を牽引するものになるでしょう。

 

この記事は、buzinga上の記事 “50 User Engagement Strategies For Planning Memorable Mobile Experiences“を著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載するものです。Repro published the Japanese translation of this original article on buzinga in English under the permission from the author.