本記事は、2017年9月20日に開催した 「ぷっ」しゅまでの発表内容を元にしたイベントレポートです。モバイルアプリ市場が拡大する中、アプリをDLしたユーザーの継続率や課金率を高めていくためアプリ内マーケティングの重要性が高まってきています。そのアプリ内マーケティングの中でも代表的なのが「プッシュ通知」による施策です。「JOIN US」のご担当者様に自社アプリにおけるプッシュ通知のノウハウをお話していただきました。

登壇者紹介

株式会社Vikona 大久保宏菜 (おおくぼ・ひろな) 氏

自己紹介と事業の紹介

はじめまして。飲み会マッチングアプリ『JOIN US』を運営している株式会社Vikonaの大久保です。私は昨年新卒で株式会社Vikonaに入社し、入社直後より『JOIN US』のプッシュ通知の運用を担当しています。

『JOIN US』は位置情報を元に、自分の周囲で飲んでいる、これから飲みに行きたいと思っているや個人を探して合流することができる、審査性の飲み会マッチングアプリです。

使い方は非常にシンプルで、気が合いそうな人をアプリで見つけたらメッセージを送り、マッチングすれば現地で合流するだけ。みなさん、飲みに行くことを前提に利用されているので、初対面でも「こちらは男性3名ですが、今から恵比寿で飲みませんか?」と、気軽に合流することができます。

『JOIN US』がプッシュ通知で最も重視しているのは“いかにしてこころに焼きつかせるか、ニヤつかせるか”。 ニュースアプリではないため、毎日フレッシュなネタがあるわけではありません。しかし、開封率と同じぐらい、通知センターでいかに目立つか、心に留めておいてもらえるかということに神経を注いでいます。ですので、プッシュ通知の開封率とTwitterで取り上げられるかどうか、あとは飲み会のネタになるかをKPI指標としています。

成功プッシュはコレで差をつける。

ここで、今まで配信したプッシュ通知の成功事例と失敗事例をいくつか紹介したいと思います。まずは開封率も高く、Twitterでも取り上げられた成功事例から。

・「終電をあえて逃す。」

仕事の後、まっすぐ家へ帰ろうとしている人を対象にした「今夜は飲もうよ!」という引き込む系のネタは、Twitterでもよくツイートしていただけますね。 キャバクラの呼び込みのような、ちょっとウィットに富んだものを送るように意識しています。

・「早くしないと、夏が行っちまうぜ?」

私たちはニュースや速報のようにフレッシュなネタは持ち合わせていませんが、毎日、歳時記を調べて季節感を演出するなど、ノスタルジックかつロマンチックなプッシュ通知を送ることを心掛けています。

・「200%の覚悟はあるか?100%の2倍人数追加キャンペーン開催中??」

ドラマ「小さな巨人」の中で「お前に200%の覚悟はあるのか?」というインパクトの強いセリフがあったので、こちらを拝借して放送の翌日に打ったタイムリーなプッシュ通知です。このような旬の話題にもどんどん乗るとことにしています。

・「侍JAPAN先制点?乾杯の準備ーっ!?✊」

こちらはWBCの日本対イスラエル戦で日本が先制点を取った“瞬間”に配信した、さらにタイムリー系なプッシュ通知。速報プッシュがどこよりも早い『News Digest』よりも早くお届けできたので、個人的にとても満足しています。

・「織姫からGood Vibesが届きました?」

こちらは、今までで一番開封率が高かった通知ですね。

通常、『JOIN US』では、他のアプリで「いいね」の意味を持つ「Good Vibes」が届くと「●●さんからGood Vibesが届きました。」というプッシュ通知が送られますが、七夕の日は男性ユーザーには「織姫から」、女性ユーザーには「彦星から」と変えてプッシュ通知を送信しました。

その名前のユーザーからメッセージが届いたと思わせるようなプッシュ通知は、退会率やプッシュ通知のオフ率が上がったりするため諸刃の剣でもあり注意は必要ですが、これは上手くいった例です。

さじ加減が大事と学んだ、失敗事例。

・「3/15はサイコーの日?最&高な一日を??」、「今日は鏡開き?お餅を肴にカンパイ??」

それぞれ、数万人の女性に向けて送ったものの、開封したのはわずか数人でした。 ただやみくもに季節感を出すだけでは効果は出ない。無理やり乾杯をこじつけたり、タイムリー感を出すのも全く意味がないと認識した事例です。

・「下期最初の金曜日!仕事を放りなげて飲みましょう!」

リリース当初、『JOIN US』が利用できるのは一部エリア内(東京23区)のみだったんですね。 にもかかわらず、全エリア対し同じ内容のプッシュ通知を送ってしまい、利用できないユーザーに不快な思いをさせてしまったことも…。これはプッシュ通知を無駄にあれこれ送信してはいけないなと反省した事例です。

現在、『JOIN US』は全国で利用することができますが、この事例からエリア別の配信が必要であることを学び、現在は各エリアに分けてプッシュ通知を配信しています。

リアルタイムの位置情報をフル活用してリアルタイムを輝かせる。

ユーザーのリアルタイムな位置情報を把握し、付近にいる異性のユーザー数をお知らせするというプッシュ通知を自動配信しています。 こういったテンプレートは数十個用意していますが、あまり頻繁に届かないよう、通知のタイミングや文言をランダムにしながら配信することを心がけていますね。

続いては、駒沢公園で開催していた「肉フェス TOKYO 2017 秋」とコラボレーションし、会場内に『JOIN US』のコンセプトブースをオープンした時の事例です。 イベント開催時に、駒沢公園中央広場の半径200m以内にいるユーザーに向けて弊社のブースに集合するようプッシュ通知で呼び掛けました。おかげで瞬間的にたくさんの人を集客することに成功。ブースが一気に盛り上がり、みんなで楽しく乾杯ができました。

このように、『JOIN US』では特定の場所にタイムリーなプッシュ通知を配信する運用を行っています。ユーザーの「今夜をもっと楽しくする」ためにも、日々ときめくプッシュ通知を。

ぜひ、みなさまも『JOIN US』で素敵な夜をお過ごしください。ご清聴、ありがとうございました。

※講演の最後に、会場にいる『JOIN US』をDLしている方に向けて、リアルタイムの位置情報を活用した特典付きのプッシュ通知を送ったところ、大盛況でした。


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