Appleは現地時間3月20日、3月27日以降App Storeに新たに提出、またはアップデートするアプリについては、iPhone XS Max、iPad Pro(第3世代)への対応が必須になる告知しました。3月に新機種への対応が義務化されるという話は昨年末から出ていましたが、今回その日付が明確にされた形です。しかし、「新機種への対応」というのが具体的に何をすれば良いのか分からないという開発者の方もまだいらっしゃることでしょう。本記事では、その義務化の内容についてコンパクトにまとめました。

Xcode 10.1でビルドした、iOS 12.1 SDK導入のアプリでないと提出することはできない

3月27日以降にApp Storeへ新たに提出、およびアップデートするアプリについては、iOS12.1 SDKおよびそれ以降を導入してビルドする必要があります。また、Apple Watch用アプリに関しては、watchOS 5.1 SDK以降を用い、Apple Watch Series 4に対応している必要があります。

 

iPhone Xスクリーン向けに最適化しなければならない

正しいバージョンのSDKでビルドするだけではなく、Xcode 10.1のシミュレータでアプリをテストし、 どのように表示されているか確認しましょう。iPhone Xは画面上に切り欠けやホームバーがあるため、アプリUIのレイアウトを変更する必要があります。特に、Safe Area(端末の切り欠けなどを考慮した画面範囲)の外に操作可能なパーツが重ならないようにすることが重要です。

詳しくは公式のガイドラインをご覧下さい。

iPhone用6.5インチ、iPad用12.9インチのスクリーンショットを提出し直す必要がある

恐らく、この点が一番重要かつ広く周知されていない変更点でしょう。具体的には、今まで必須だった5.5インチに加え、6.5インチ(iPhone XS Max用)のスクリーンショット提出が義務化されます。また、iPadも第2世代に加え第3世代用12.9インチのスクリーンショットが必要になります。

変更の詳細については以前の記事をご参照ください。

Appleの今後の動向

iOS12の現在のバージョン別シェアは83%にも達しており、Appleが対応を必須化するのも当然のタイミングだと言えるでしょう。上記の必須項目を満たしていない場合、すでに提出したアプリであっても3月27日以降はリジェクトの可能性があります。

Appleは今週立て続けに「iPad mini」「iMac」「AirPods」などの新モデルを発表し、今月25日(日本時間3月26日午前2時)にも、新しい動画配信サービス、雑誌のサブスクリプションサービスなどの大規模な発表があると予告されています。すでにベータテストが始まっているiOS 12.2を巡る発表があるかもしれないという予測も出ています。今日の速報に続き、25日に発表された内容についても本サイトでも詳しくお伝えする予定です。

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