アプリ開発は簡単ではありません。そのプロセスは長く、辛くそして費用がかかるものです。開発にかけた労力を無駄にしないためには、その後のアプリマーケティングがとても重要です。どれだけ素晴らしいアプリを開発したとしても、ユーザーに使ってもらえなければ意味がないからです。たとえば、ASO (アプリストア最適化) は、アプリをアプリストアの検索順位で上位に表示させるための優れた手法です。

しかし、ASOはアプリのDL数を増やす唯一の手法ではありません。なぜなら、ASOだけで獲得できるDL数には限界があるからです。ソーシャルメディアはアプリのDL数を上げるためのコスト効率が高く、優れた場所であり、これがソーシャルメディアであなたのビジネスが存在感を示し続けなければならない理由なのです。

開発したアプリが新しいものであっても、リリースから何年も経過したものであっても、もしくは、まだ開発途中であっても、ソーシャルメディアを利用することでアプリのDL数を伸ばすことができます。

また、ソーシャルメディアを使う利点はDL数が伸びることだけではありません。ソーシャルメディアを使用することで、既存のユーザーにもアプリを使ってもらうことができるようになり、その結果より高いコンバージョン率や利益を獲得することができます。

以下にDL数を上げるためのソーシャルメディアの活用法をご紹介します。まだソーシャルメディアを活用したことがない方もこの活用法を参考にしてください。

立ち上げ前にアプリを宣伝する

上記のように、アプリが開発途中であってもソーシャルメディアを活用することが可能です。ソーシャルメディアはアプリの名前を広めるのに最適です。 『The Swift Life』の成功事例をご紹介します。

既存のビジネスで、すでにソーシャルメディアのアカウントを保持している場合は、そのアカウントを利用してソーシャルメディアでのプロモーションをより簡単に行うことができます。新規ビジネスとしてアプリを開発する場合は今すぐにソーシャルメディアでのプロモーションを始めましょう。

ソーシャルメディアでのプロモーション

まずはFacebookやTwitter、YouTube、Instagramなどでアカウントを用意しましょう。多くのソーシャルメディアにアカウントを用意すれば、それだけアプリをDLする見込みのあるユーザーに見てもらえる機会が増加します。できるだけ多くのフォロワーを獲得するように注力しましょう。

アカウントをフォローしてもらい、アカウントを好きになってもらうために、アプリの運営企業やアプリの使い方、アプリで何ができるかなどの有益で興味深い情報を発信しましょう。

多くのSNSでアカウントを作成して、フォロワーと繋がること、リリース前でもアプリについて知ってもらうことが可能になります。

Facebookでのアプリマーケティング

ソーシャルメディアマーケティングにおいて、Facebookは最も重要視するべきプラットフォームです。なぜなら、Facebookがほかのプラットフォームと比べて、より多くの人が利用しているからです。このことは、下記のグラフからわかります。

投稿できるコンテンツの種類が多いこともFacebookの利点として挙げられます。投稿できる写真の枚数や動画の数に上限はなく、文字数にも上限はありません。

予算に余裕がある場合はFacebook広告を利用してもいいでしょう。Facebook広告では、年齢や性別、場所などの要素でセグメントをして、ターゲティングを行うことができます。ターゲット層については、開発前に市場調査として収集しておきましょう。

仮に広告を出さないとしても、Facebookページはアプリの種類に関係なく作成しておきましょう。

Instagramでのマーケティング

Instagramは写真がメインのソーシャルメディアですが、アプリのマーケティングにも活用できます。

現在では、1つの投稿に10枚まで写真を添付でき、さらに最大1分間までの動画をアップロードできます。

Instagramで定期的に投稿するのが難しければ、Instagramのストーリーズ機能を使ってフォロワーと関係を築くといいでしょう。ストーリーズへの投稿は24時間経つと自動的に消去されますが、ストーリーズに投稿することでアプリの存在をアピールすることができます。

また2017年10月から、Instagramはストーリーズに投票を募ることができる新機能を追加しました。この機能はオーディエンスのエンゲージメントを確実に高めることができます。

こうした理由から、Instagramは他のプラットフォームと比較して、最も高いエンゲージメント率を誇っています。

Instagramでのエンゲージメントを向上させたい場合は、コンテストを行うのも有効でしょう。 コンテストとは、企業や観光団体などが開催するもので、ユーザーは主催者側が決めたテーマに沿って写真を投稿し、最も良い写真を投稿したユーザーには賞金や商品が送られます。こうしたマーケティング戦略は、ユーザーをアプリDLへと促してくれます。

加えて、ユーザーがInstagramでコンテストに参加するにはブランドやアプリのプロモーションになる写真を投稿する必要があります。そのため、ユーザーが生成したコンテンツによってブランドをコンテスト参加者のフォロワーたちにも広めることができます。ブランドの露出を増やすことは、有効な成長戦略です。

Instagramは、若者をターゲットとする場合にも有用なプラットフォームです。こちらについては、後ほど解説します。

Twitterの140文字を最大活用する

Twitterは投稿できる文字数に制限があるため、プロモーションコンテンツは少し短めになります。しかしそれによって、マーケティングプラットフォームとしての価値を下げるということはありません。Twitterもうまく活用することでアプリDL数を大きく増やすことができます。

たとえばあなたのアプリが、GPSで自転車の走行を追跡するものだとしましょう。アプリはサイクリストに速度や高度、走行距離、消費カロリー、自然についての豆知識を提供します。

以下の画像のようなTwitterの高度な検索を利用することで、あなたのアプリに興味を持っていそうな人々を見つけることができます。

このツールで関連性の高いキーワードやアカウント、ハッシュタグ、場所などを検索し、潜在ユーザーとつながりましょう。

今回の例では、キーワードに「自転車 ツーリング」などと入力してユーザーを探してみましょう。キーワードが複数の場合は半角スペースを挿入することを忘れないでください。見つけたユーザーに直接ツイートを行い、ツーリングをもっと楽しいものにできるアプリをDLするよう、促すことができます。

こちらからユーザーに働きかけて、あなたのアプリで何ができるのかを紹介してください。

ライブ配信を行う

アプリのプロモーションを行う際には、活用できるリソースを余すことなく使いましょう。

FacebookやYouTube、Instagramなどは、ライブ配信機能を備えています。 ライブ配信が持つ利点をご紹介します。

オーディエンスとリアルタイムで会話することには、二つのメリットがあります。

一つ目は、まだアプリをDLしていないフォロワーが、実際にDLを行ってくれることです。二つ目に、既存ユーザーにアプリをもっと使ってもらうよう直接働きかけられることです。

また、ライブ配信はアプリ内課金のチャンスを増やすのにも効果的です。

アプリを共有する

ユーザーにアプリをソーシャルメディアで共有してもらう戦略は、どのようなカテゴリのアプリであっても有効です。アプリからソーシャルメディアに、コンテンツを共有できるようにしましょう。

さらに共有してもらいやすいように、アプリ内に共有するためのCTAだとわかりやすいアイコンを設置してください。また、様々なソーシャルメディアで共有できるようにすることで、ユーザーは、自分が好きなソーシャルメディアでコンテンツを共有できます。

これはあまり資金や労力がかからない、手軽な宣伝手法です。あなたがこういった機能を提供するだけで、あとはユーザーが宣伝してくれるでしょう。

YouTubeチャンネルに動画を投稿する

ソーシャルメディアでのアプリマーケティングと聞いて、YouTubeを思い浮かべる人はあまりいませんが、YouTubeはアプリのユーザーを増やすための非常に大きなチャンスになります。

YouTubeが優れている理由は、コンテンツを柔軟に使える点にあります。

YouTubeに動画を投稿した後、配信について多くのオプションが利用できます。動画をウェブサイトに貼り付けることもできますし、リンクをTwitterで共有することもできます。Facebookページに埋め込むことももちろん可能です。さらにはYouTubeの動画をメール配信の購読者に送信することや、動画の一部を、Instagramで見せることもできます。

ハッシュタグを活用する

ハッシュタグはソーシャルメディアでのアプリマーケティングにおいて欠かせません。あなたのブランドをトレンド入りさせる絶好のチャンスです。

ハッシュタグを使って、ユーザーのコンテンツ生成を活発化させましょう。前述の通り、ソーシャルメディアでコンテストやハッシュタグキャンペーンを開催できます。その際、キャンペーンに応じたハッシュタグを作ってください。ハッシュタグが地域や国、世界でトレンド入りし始めたら、ブランドの認知度をもっと広めることができます。

また、ハッシュタグをクリックすれば、ユーザーが投稿したコンテンツを一覧できます。

インフルエンサーの力を借りる

ソーシャルメディアをマーケティングで使いこなすには、ソーシャルメディアを形成している人たちにも目を向ける必要があります。そこで、インフルエンサーと関係を構築してみましょう。

ソーシャルメディアで新規ユーザーを獲得する場合、インフルエンサーマーケティングが最も素早く効果をもたらしてくれるでしょう。

アプリのプロモーションでインフルエンサーを起用すべき理由としては、彼らが各プラットフォームにおいて既に信頼のおけるフォロワーを得ているからです。彼らのフォロワーは、フォローしているインフルエンサーの個性を知っており、その意見を信用しやすい傾向があります。

マーケティングの際には、最新のモバイルアプリのトレンドについて行かなくてはなりません。

インフルエンサーとつながれるプラットフォームは多数存在していますが、「Klear」がおすすめです。

「Klear」では、様々な要素からインフルエンサーを選択できます。まずは、どのソーシャルメディアを最初に利用するかを決めましょう。次に、カテゴリや場所を選択します。

当然のことですが、フォロワーの数が増えるほど起用するための費用も高くなるため、予算の負担が小さいマイクロインフルエンサーを複数起用するのもおすすめです。彼らはフォロワー数が少ないぶん、より高いエンゲージメント率を誇っています。

正しいインフルエンサーとつながることができたら、各キャンペーンの結果をしっかりと確認しましょう。 これらを行うことでブランド認知度を確実に上げることができ、アプリをDLしてくれる人も増えるでしょう。

まとめ

アプリの開発が終了しても、そのアプリを成功させたいならば、正しいアプリマーケティングを学ばなければなりません。その上でソーシャルメディアは、ターゲットオーディエンスにリーチする上では最適な選択肢の一つと言えます。

たくさんの選択肢がありますが、できるだけ多くのソーシャルメディアで、大きな存在感を築くことが重要です。

今回の記事を参考に、FacebookやInstagram、YouTubeをうまく活用しましょう。Twitterではハッシュタグや高度な検索を利用しましょう。ぜひ各ソーシャルメディアを活用してより多くの新規ユーザーを獲得してください。

この記事は、buildfire社のブログMaximize Your Mobile App Marketing with Social Media“を著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載するものです。Repro published the Japanese translation of this original article on buildfire in English under the permission from the author.


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