モバイル業界は日々変わっています。2018年のモバイル業界がどうなるのか、予測をご紹介します。

また、apptentive社が昨年立てた2017年の予測が実際にどうなったか、見てみましょう。

2017年の予測

予測1:UXへの投資が増加する

1つ目の予測は、モバイル業界においてUXの競争が激化するだろうということです。Amazonが突出して素晴らしいUXを提供していることもあり、各企業はAmazonが次に何をするのか気にかけ、Amazonに対抗してUXをより良くしていくだろうと予測しました。また、人々はより多くの時間をモバイル端末に費やすことになる、とも予想しました。

結果、この予測は部分的には正しかったと言えます。モバイルのUX向上が大きな課題となり、より多くの企業がUXの改善に取り組みましたが、実際に改善されたとは言えません。これはユーザーからのフィードバックを得ることに注力した結果、データを分析できず、UXの改善に至らなかったからです。

予測2:企業がVRの実験を始める

次に予測したのは、企業がVRの実装実験を始めるということです。ゲームシステムから小売まで、より多くのカテゴリでVRが使えるようになり、可能性が広がると予測しました。2016年には『Pokemon Go』の登場によりARが実際に利用されたこともあり、VRでも大きな試みが見られると期待していました。

しかし、この予測は間違いでした。実際に予算を立ててVRに関する研究をした企業もありましたが、最も話題になったVRの事例は、「After Solitary」という、参加者を仮想現実で数年間刑務所に閉じ込める、8分間のドキュメンタリーくらいでしょう。

予測3:データウェアハウスが内製化される

3つ目に、データウェアハウスが内製化されることを予測しました。この予測は大当たりでした。

世界をリードする企業は、内製のデータウェアハウスを持っていません。かわりに、大手クラウドベンダーと手を組み、データを管理するための分析システムやデータパイプライン立ち上げようとしています。

予測4:自動化が大きく進む

最後に、サービスの自動化が大きく進むと予測しました。この予測はある意味では当たっていました。

自動化はまだ完全には実装されてはいませんが、プログラミング研究の分野では大きな夢となっています。チャットボットを使った顧客サービスなどの自動化から、自動運転技術の革新まで、2017年において自動化は実際に投資と雇用が行われる領域となりました。世界中のエンジニアたちが機械学習のスキルを高め、その知識を広く活用しようと動いています。

2018年のモバイルを予測

それでは、2018年には何が起こるのでしょうか。

2018年に大きな変化を遂げると思われる領域が4つあります。

予測1:身分証明にブロックチェーンが活用される

2018年は、価格が大幅に上がったりしたことなどで「仮想通貨」がよく話題に上がりました。仮想通貨にも使われている、「ブロックチェーン」をうまく活用すればより大きな問題を解決できます。

2018年は、多くの企業がブロックチェーンを使った新しく、よりセキュリティーが高い身分を証明する方法を提供するでしょう。近年、企業がユーザーのデータを流出させることが問題となっており、ユーザーはセキュリティを以前にも増して気にするようになっています。より安全に、個人的なデータを処理するための競争がすでに始まっています。

予測2:VRにかわりARが主流に

2017年にはVRが躍進すると見込んでいましたが、間違いのようです。これからはAR (拡張現実が主流になるでしょう。

ARの採用はVRよりも低いコストで済むので、簡単に導入することができます。そのため、多くの企業がARを導入したより良いUXを提供することが可能です。

予測3:UXの向上

ソフトウェア企業は、大手であろうとなかろうと、UXの改善に役立つソリューションを開発し、ユーザーがより便利にアプリを使用できることを重視するでしょう。

しかし、UX向上は簡単ではありません。2018年のUXがどうなるのか、「モバイルアプリにおける2018年のUXトレンド」を参考にしてください。

予測4:EUの一般データ保護規則が議論を進める中心に

国際レベルで必要な、プライバシーとデータ保存に関する議論の基準を設定する、EUの一般データ保護規則 (GDPR) の適応が、2018年5月に開始されます。

世界でも最大規模の企業、特に大手インターネットサービス企業は、GDPRの尊守を率先して行わなければなりません。データ保存法とプライバシーへの同意に関連する規則における、曖昧なラインについて交渉する必要があります。GDPRに準拠する上での懸念から、各企業はプライバシーとデータの管理に、より人員や資金を割くでしょう。

GDPRの適応後ロードマップにおける遅延や準拠に関する確認作業の増加、法的環境における注意の増大などの影響があるでしょう。GDPRは2018年に有効になりますが、その影響は非常に大きいと予想されます。

この記事は、Apptentive社のブログ”Predictions for 2018 in Mobile: Blockchain, Customer Experience, and More“を著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載するものです。Repro published the Japanese translation of this original article on Apptentive in English under the permission from the author.


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