【UX徹底比較!】UberEats VS Deliveroo

はじめに

本連載【UX徹底比較!】UberEats VS Deliverooも最終回を迎えました。

 

前回は「料理を注文する」というフェーズでどちらが簡単か競ってもらいました。

結果は、Deliverooの方がフローごとの情報の表示が良いということで、Deliverooが勝利しUberEatsに追いつきました!(もう一度読みたい方はこちら)

 

今の所、両者とも拮抗していますが総合的にUXが優れているのはどちらでしょうか。

 

では決勝戦どうぞ!

 

三回戦: 配達中の最新情報の通知がいいのはどちらか

ユーザーは料理を注文したら、腹ペコの状態で待っていなければいけません。そのため、配達についてユーザーが最新の情報を確認できるようにすることは不可欠なのです。

 

UberEats

注文を確定させると、配達画面に遷移します。

 

 

この垂直方向に構成されたデザインと、配達完了までの各ステップのうち現在のステップだけでなく、すべてのステップが表示されているのを私は気に入っています。

 

緑色の丸と濃い黒で表示されている文字によって自分が現在どのステップにいるのかがわかるようになっています。どのように各ステップを経ているのかが感覚的にわかりやすいようになっているのです。

 

この画面はUberの緑をアクセントとして使うというデザインの選択に調和しています。

 

灰色の文字がまだ完了されていないステップ、濃い黒の文字によってすでに完了されたステップが示されています。
やがて「配達先へ向かっています」というステップに達すると、配達人の場所を(ナイフとフォークで)示したGoogle Mapsが表示されます。

 

 

マップをタップすると、全画面表示され、Google Mapsの機能がすべて利用でき、ズームイン、ズームアウトができるようになります。

 

総合的に見て、このUberEatsの配達プロセスは文句のつけようがないです。UberEatsが提供している選択肢は適切です。ユーザーが実行可能な2つの選択肢のうち1つは注文をキャンセルすること(ステップ1の時にだけ可能です。)、そしてサポートに連絡することです。

 

 

予測配達時間は常に最新情報が表示され、そして素早く更新されます。

 

さあ、次にDeliverooがどのように私のハンバーガーを届けているのかを見てみましょう。

 

Deliveroo

配達プロセスが、UberEatsとDeliverooの違いが一番表れている場所です。実際、DeliverooはUXの選択において正反対のことを行っています。
UberEatsは上から下の垂直方向のデザインだったのに対し、Deliverooは左から右の水平に情報が表示されます。

 

 

また、現在のステップについて画面上部の説明文で詳細を表示しています。
水平方向の配置は構いません。しかし、その表示を左にスワイプしても次のステップを見ることはできません。それが私が一番最初にしたかったことなのに!

さらに、がっくりするほどたくさんのステップがあります。Uberは4だったのに対し、6ステップです。この6ステップが何なのかを見ることすらできないというのはいらいらします。

 

自分がどのステップにいるかを示す追加の文章はUberEatsのものよりユーザー視点になっています。しかし、追加の文章があったとしても直感的にわかりにくいプロセスであることに変わりはありません。

 

勝者

これは間違いなくUberEatsです。
ユーザーが今どのステップなのかを混乱させることなく、同じ画面で配達のステップを見せてくれるデザインはより感覚的にわかりやすいものでした。

 

押さえておくべきポイント

もしアプリの中に3~5ステップかかるアクションがあるなら、ユーザーがゆったりと待っていられるように、ユーザーに今どのステップなのか、そして何が次のステップなのかがわかるようにする必要があります。

 

これはすべての状況で可能なわけではありませんが(画面を文字で埋め尽くしたいとは思っていないでしょうから)、ユーザーがこの特定の場面でいらいらを感じているならば、優先度を上げて取り組むべきです。
解決方法はきっとあります。

 

総合的に優れていたのは?

それぞれのステージを振り返ってみましょう。

 

  • 好みのレストランを見つけるのが簡単だったのは?勝者:UberEats
  • 料理を注文するのが簡単だったのは?勝者:Deliveroo
  • 配達中の最新情報の通知が良かったのは?勝者:UberEats

 

どちらのアプリも欠点がなかったわけではありません。しかし、UberEatsはより料理を注文するのに直感的にわかりやすいサービスを注文から配達まで提供していました。

 

彼らのデザインはよりスタイリッシュで、機能性がよく、シンプルで、使い方のヒントはわかりやすいものでした。

 

Deliverooもまた良いサービスでした。UberEatsは、料理の注文プロセスに関してDeliverooから学ぶことがたくさんあるでしょう!

 

この記事は、buzinga上の記事 “UberEats VS Deliveroo: Which App Has The Best User Experience?“を著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載するものです。Repro published the Japanese translation of this original article on buzinga in English under the permission from the author.