はじめに   

アプリに合ったログイン方法を採用できていますか?   アプリの会員登録やログイン方法は大きく分けて3つあります。メール認証・SMS認証・ソーシャルログインです。それぞれメリット・デメリットがあり、アプリの目的や種類によって相性の良いログイン方法は変わってきます。この記事では、メール認証・SMS認証・ソーシャルログインのメリットとデメリットを比較し、それぞれどんなアプリに適しているのが具体例を交えながら解説します!  

メール認証

メール認証とは、ユーザーからメールアドレス情報を受けとる認証方式です。 プロセスは以下の通りです   ①メールアドレスを入力 ②パスワードを入力   例:Ameba B9B55D9A-8E47-4B61-AF20-5F46B039FF0F   1B3A1D68-FEBB-474B-93C0-023A927C6D38  

  • メリット

    • 導入コストが比較的安い。
    • 取得したメールアドレスを活用して、各ユーザーごとにマッチした広告、レコメンデーション等のメール配信を行うことができる。
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  • デメリット

    • メールアドレスやパスワードを入力するのがめんどくさいと感じ、ユーザーがログインをやめてしまう可能性がある
    • ユーザーが登録したメールアドレスやパスワードを忘れて、アプリから離脱してしまう可能性がある
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  • メール認証が適したアプリ
  • WebサイトがメインのプラットフォームであるECショッピングサイトのアプリはメール認証が適しています。例えばAmazonやZOZOTOWNのアプリでは、ユーザーはすでにwebサイトでアカウントを登録しています。なのでログイン時にユーザーにはメールアドレスを入力してもらうことで、1ユーザー1会員IDを徹底することができます。また、ショッピングサイトであればキャンペーンやおすすめ商品の紹介などにユーザーのメールアドレスを活用できます。  

    SMS認証

    SMS認証とはユーザーから携帯電話番号情報を受け取る認証方式です プロセスは以下の通りです   ①携帯電話番号を入力する ②SMSに送られてきた認証コードを入力する   例:KakaoTalk 71DF1445-2E41-473D-8D27-C7FC029F8002   7B2D3BCF-2548-42DE-AE14-3FC06FCE3D65  

  • メリット

    • 携帯番号は複数所持・変更が難しいため、データの信頼性が高く本人認証の確実性が高い
    • ユーザーはパスワードを設定する必要がない
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  • デメリット

    • 実装には専門知識が必要であり、外部に頼む場合には導入コストが高くなる場合がある
    • 会員登録後、各ユーザーに対しアプローチするためのマーケティングチャネルとして携帯番号は活用しにくい
    • 携帯からでななく、タブレットなどからアプリをダウンロードした場合、携帯番号を覚えていなければ登録できない
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  • SMS認証が適したアプリ
  • 金融系やポイント系、メッセージングアプリなどの本人認証を確実にしたいアプリはSMS認証が適しています。SMS認証にすることで、複数         アカウントの取得などによるのアプリの不正利用のリスクを減らすことができます。  

    ソーシャルログイン

    ソーシャルログインとは、ユーザーのソーシャルメディア(FacebookやTwitter、Google+など)の情報を受け取る認証方式です。 プロセスは以下の通りです   ①ソーシャルログインボタンを選択し、ワンクリック   例:Pinterest 8AE1961B-6F49-4EA3-AD9B-1370895A1D86   4E361B71-3E1E-442E-8E7E-4FD429A82A29  

  • メリット

    • 手続きが簡単なので、会員登録数やアクティブ率がアップしやすい
    • ソーシャルメディアに登録されているユーザー情報や投稿内容等から、Webサイト訪問者の属性を分析したり、各ユーザーごとにマッチした広告表示やメール配信、レコメンデーション等を行うことができる
    • ソーシャルメディアと連携していることで、記事等のアプリ内情報が拡散されやすい
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  • デメリット

    • 実装には専門知識が必要であり、外部に頼む場合には導入コストが高くなる場合がある
    • ソーシャルメディア経由の情報は信頼度がそこまで高くない
  • 例)Twitterではニックネームが主流になっているため、正式な氏名を取得することが難しい  

  • ソーシャルログインに適したアプリ(種類別)
  • ソーシャルログインの中でもよく使われているFacebookとTwitter、そして最近新しくソーシャルログインのサービスが始まったLINEについて、具体的な事例を見ていきましょう。     各SNSから取得できる情報

    取得できる個人情報
    Facebook 氏名、性別、血液型、誕生日、メールアドレス、住所(市区町村まで)、写真、 興味・関心、職歴、学歴、地域、友達リストほか
    Twitter 氏名、ニックネーム、メールアドレス、プロフィール写真、フォローリスト、フォロワーリストほか
    LINE LINEで設定された氏名、プロフィール写真、一言、LINE上の内部的な識別子

     

    Facebookログイン

    Facebookログインから取得できる情報は氏名、性別、血液型、誕生日、メールアドレス、住所、写真、 興味・関心、職歴、学歴、地域、友達リストなどです。また、TwitterやLINEに比べて実名で登録している人が多いので情報の信頼性が高いと言えます。このようにユーザー情報の信頼性が高いFacebookとビジネスアプリの相性はいいです。例えば名刺管理アプリの「Eight」ではFacebookをログイン方法とすることで、Facebookの友達リストの情報を元に知り合いの候補を提示します。こうすることでユーザーの初回利用時の体験をパーソナライズしています。  

    Twitterログイン

    Twitterログインから取得できる情報は氏名、ニックネーム、メールアドレス、プロフィール写真、フォローリストなどですが、Facebookに比べて正確な情報を登録している割合は少ないので情報の信頼性は低いです。その代わりFacebookよりも特定のクラスタ内における拡散力に優れています。なので、信頼できるユーザー情報よりもユーザーにコンテンツをSNSでシェアしてもらうことに重きを置くアプリはTwitterログインと相性がいいです。例えば、オンライン動画配信アプリの「niconico」ではTwitterをログイン方法に取り入れ、ユーザーが簡単にコンテンツをシェアできるようになっています。     

    LINEログイン

    LINEログインで取得できる情報はLINEで設定された氏名、プロフィール写真、一言などです。LINEもTwitterと同じように全員が本名で登録しているわけではないので取得できる情報の信頼性は低いです。しかし、アプリのターゲットユーザー層が若い人たちで、ユーザー間のつながりやコミュニケーションがアプリの成長に大きく関わる場合には相性のいいログイン方法です。例えば今若い女性に人気の動画コミュニケーションアプリの「SNOW」では、LINEログインを設定することで初回使用時にLINEの友達リストと連動させ、すぐにコミュニケーションを始められる状態を作り出しています。  

    まとめ

    いかがでしたでしょうか? メール認証、SMS認証、ソーシャルログインはそれぞれメリットとデメリットが あります。アプリの優先目的が何かを考え、自分のアプリに合ったログイン方法を取り入れてください。    


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