iOS 11のリリースにより、App Storeは大きく変わりました。検索結果での見え方から、スクリーンショットが縦向きか横向きかでの違いまで、知るべきことがたくさんあります。また、iPhone Ⅹは他の端末と異なる点が多く、ASOにおいて気をつける点があります。

iOS11のApp Storeでのスクリーンショットとプレビュー動画

スクリーンショットのデザインスペース

App Storeではアプリのスクリーンショットを縦向きか横向きのどちらで表示するか選択できます。

iOS11では検索結果で表示される各アプリのスクリーンショットが縦向きの場合、2枚から3枚になり、それに伴いスクリーンショット1枚の大きさが小さくなりました。これにより、スクリーンショット内の文字も小さくなってしまうので、文字のサイズを1.25倍にすることを推奨します。

また、スクリーンショットが横向きの場合は検索結果で1枚しか表示されませんが、これは縦向き3枚分の大きさと同じ大きさになるので、決して縦向きより不利になるということはありません。

moburstの調査によれば、ユーザーの約70%は検索結果から直接アプリをダウンロードし、残りの30%はプロダクトページへ進みます。そのうち、半分はダウンロードを行い、もう半分はすぐにページを閉じてしまいます。つまり、全体の85%のユーザーが検索結果で表示されるスクリーンショットでダウンロードするかどうか決めます。

このような理由から、検索結果でどれだけユーザーにいい印象を与えられるかが重要になります。creative

横向きのスクリーンショットを上手く使えばスペースが3倍

横向きのスクリーンショットを利用した場合、画像が表示されるスペースを3倍にすることができます。

スクリーンショットが縦向きでも横向きでも使えるスクリーンショットは5枚です。しかし、横向きのスクリーンショットは縦向きの3倍の大きさがあるため、よりたくさんの情報を載せることが可能です。

例えば1枚の横向きのスクリーンショットに3枚ずつ縦向きのスクリーンショットを乗せた場合、15枚分の縦向きのスクリーンショットを載せることが可能になります。

このように斬新な手法はユーザーの注目を集めることもできます。
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要素を合わせる:iPhoneのスクリーンショット+iPad用動画

Appleは動画を好んでおり、検索結果ではスクリーンショットの1枚目として動画が表示されるようになっています。この仕様をうまく活用しましょう。

iOS11ではiPhoneのスクリーンショットは小さくなりましたが、iPad用の動画のサイズは大きくなりました。このiPad用の動画を使うと、スクリーンショットに比べて動画がかなり大きく表示され、また、他のアプリと少しずれて見えることにより、ユーザーの注意を引くことができます。
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要素を合わせる:縦向きスクリーンショット+横向き動画

縦向きのスクリーンショットと横向きの動画を組み合わせる場合は、横向きの1枚の動画しか検索結果のページには表示されません。

しかし、プロダクトページへ移動すると動画はスクリーンショットの下に表示されます。このことから、検索結果のページでは横向きの動画でユーザーの注目を集め、プロダクトページでは縦向きのスクリーンショットで詳細を見せることができます。

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iPhone Xのクリエイティブデザイン

画面サイズ

iPhone X向けにASOする場合には、数多くのことを考慮する必要があります。iPhone Xは画面が他のiPhoneよりも縦に長いことを考慮しましょう。

これにより、スクリーンショットのサイズを変更するのはもちろんですが、文字のサイズの変更もしなくてはなりません。また、スクリーンショット内にiPhone Xの端末を含めたい場合は、iPhone X上でアプリを起動し、それをiPhone Xで撮らなくてはなりません。

次のセクションでは、iPhone X用に新しいスクリーンショットを用意するよりも、現在のものを最適化した方がいい理由をご紹介します。
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縦向きでのApp Store検索ページ

iPhone Xでの検索結果の見え方を考える場合、縦向きのスクリーンショットはかなり小さく見えます。つまり、メッセージやストーリーを伝えるためのスペースが、かなり小さくなってしまいます。そのため、これまでよりも大きなフォントを使わなくてはなりません。
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App Store検索ページでの横向きスクリーンショット

縦向きスクリーンショットと同様、横向きのスクリーンショットもiPhone Xでは小さめに表示されます。iOS 11から横向きのスクリーンショットを使うことを推奨しますが、iPhone Xでは、横向きのスクリーンショットを使う利点がこれといって無いため、横向きでも縦向きでも大きな違いはないでしょう。
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プロダクトページでの縦向きスクリーンショット

ここからは、アプリのプロダクトページについて検討しましょう。検索結果から気になったアプリをクリックしたユーザーは、アプリのプロダクトページへと移動します。

縦向きのスクリーンショットは、ページ内に丁度収まらないため2枚目の画像から途中で切れ、全体を見るにはわざわざスクロールをしなくてはなりません。ロゴやCTAなどは右下に配置せず、スクロールしても見えるところに表示するようにしましょう。
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プロダクトページでの横向きスクリーンショット

プロダクトページでは、横向きのスクリーンショットも縦向きの場合と同様に、小さく表示されます。これにより、画面スペースの約6分の1を失うことになってしまい、ユーザーの関心を引くチャンスも小さくなります。

iPhone Xのスクリーンショットを動画と組み合わせる

前述のように、プロモーション用の動画は非常に重要です。動画は自動的に再生される(音声はオフになっています)ため、ユーザーの注目を集める素晴らしい手段となります。特に動画が横向きの場合、ユーザーのコンバージョンをより促すことができます。

以前のiPhone用に作られた縦向きの動画を、iPhone X用のスクリーンショットと組み合わせると、うまくかみ合っていないように表示されるので、ある程度の時間と予算が必要ですが、動画も含めて全ての要素を最適化するのがおすすめです。
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iPhone XのスクリーンショットをiPad用動画と組み合わせる

iPad用動画を含んだままiPhone Xに最適化すると、iPhone Xを使うユーザーは違和感を感じてます。この場合は、iPad用動画を完全に取り除いてしまうか、iPhone X用に動画を作りましょう。
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最後に

iOS 11とiPhone Xのリリースで、App Storeは大きく変わりました。アプリとApp Storeの各要素をiOS 11向けに最適化しましょう。ユーザー体験を優れたものにするために、アプリ自体をiPhone X向けに最適化するのもおすすめです。App StoreのスクリーンショットをiPhone X向けに最適化する場合には、コンバージョン率を下げないためにも、変更を適用する前に必ずA/Bテストを行ってください。

この記事は、moburst社のブログ”Creative Guide for iPhone X & iOS 11“を著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載するものです。Repro published the Japanese translation of this original article on moburst in English under the permission from the author.

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