(※本記事は2018年1月30日に公開されたものを再編集したものです。)

この記事は、SplitMetrics社のブログ”Case Study: Zimad Gets 36% Conversion Uplift by Optimizing Screenshots for Japan“を著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載するものです。Repro published the Japanese translation of this original article on SplitMetrics in English under the permission from the author.

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App Storeにおいてユーザーが最初に目に触れるスクリーンショットやアイコンのASOはとても重要です。こういった要素からコンバージョンに繋げるには一体どうしたらいいのでしょうか?

インターネットで検索すれば、デザインに関する数多くの情報を得ることができます。しかし、アプリによってコンバージョンにつながるポイントは異なるのです。

もちろんどのカテゴリにおいてもビジュアルは重要ですが、アプリによってターゲットにするユーザーは異なるので、その点は一段と配慮して考えましょう。特に新しい国にアプリをリリースする場合、その国に適応したスクリーンショットを作成しなければなりません。

つまり、国によってASO対策も変えなければならないということです。ZiMADのValeria氏は日本向けのプロダクトページで行ったA/Bテストについて以下のようにまとめています。

なぜスクリーンショットのASOが必要なのでしょうか?

SplitMetrics社はテストを行う前にApp Storeのデザイントレンドを検証し、競合アプリやトップアプリを分析しました。また、人の心理パターンとエンゲージメントの高いユーザの分析も行ったのです。

人の心理は国によって、特にアジア市場では違いが顕著に現れます。国によって人々のライフスタイルは異なるので、ユーザーが違和感を感じないようなメッセージを届けなければいけません。

また、人は親しみを感じる色やデザインに惹かれる傾向にあります。国の傾向に合わせてスクリーンショットを最適化しましょう。人の脳は慣れ親しんでいるものやシンプルな画像に対して素早く反応し、素晴らしいものと判断するのです。結果としてそれがダウンロードに繋がります。

スクリーンショットを最適化した結果

A/Bテストを行う前に、現在のアプリのコンバージョンに影響が出ないような2つのテストを行いました。

下記のグラフを見ると日本向けに最適化を行った後、コンバージョン率が上がっているのがわかります。

結果として、CVRが36%上昇しました。

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データソース:iTunes Analytics

プロダクトページのASOで忘れてはいけないこと

スクリーンショットを最適化すると同時に、新規ユーザーの獲得方法も最適化しましょう。

コンバージョンの高いスクリーンショットを作成できたとしても、今までエンゲージメントしていたユーザーには響かないこともあります。スクリーンショットを変えるのなら、ターゲットとするユーザー層も再検討しなければなりません。

海外のアプリのスタイルを理解することは容易ではありませんが、その国のトップアプリをリサーチすることでユーザー層の違いを把握できるでしょう。

日本のアプリ事業者はプロモーション画像に装飾やエフェクトを多く施しており、これはヨーロッパとは大きく異なります。

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新しい国に進出する時には、その国のスタイルを積極的に取り入れましょう。

良い組み合わせの見極め方

例えば、A/Bテストであるスクリーンショットの組み合わせが元々のスクリーンショットの組み合わせに対して1%程度CVRが高かったとしても、実際にApp Storeに反映したときに必ずしもCVRが改善されるわけではありません。むしろCVRが悪くなる場合もあるのです。結果を出すためにはスクリーンショットの組み合わせが元々の組み合わせに対して少なくとも2%以上CVRが高かったものを採用するようにしましょう。

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一度CVRの高い組み合わせを見つけることができれば、以降のA/Bテストが楽になります。失敗したら原因を分析し、満足できる結果が得られるまでA/Bテストを繰り返し続けてください。

A/Bテストのまとめ

  1. ASOは調査が重要で、競合の調査、ターゲットユーザーの嗜好の洗い出しを十分に行い、プロモーションの準備を行います。
  2. ローカライズとはその国のカルチャーに最適化することです。新しい地域に進出するときはその国のカルチャーの特色を最大限反映し同時にターゲットユーザーも理解した上で、最適化しましょう。
  3. A/Bテストで2%以上コンバージョンが上がった場合にのみ、アプリストアに反映しましょう。
  4. 失敗から学びましょう。失敗を分析することで今後のA/Bテストに役立ちます。
  5. A/Bテストに終わりはありません。満足する結果が得られてもさらなる改善を行ってください。

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