プッシュ通知はアプリにとってユーザーを再訪させる強力な施策になり得ます。この記事では、iOSとAndroidのプッシュ通知に関してグロースハッカーが知っておくべき全てをお伝えします。  

通知の許可

iOSとAndroidのもっとも大きな違いのひとつはプッシュ通知の許可の方法です。iOSではプッシュ通知はオプトインです。ユーザーは新しくアプリを使うたびに「”アプリ名”は通知を送信します。よろしいですか?」という見慣れたダイアログを目にします。   一方Androidのプッシュ通知はオプトアウトです。ユーザーは設定画面で明示的にプッシュ通知をオフにしなければいけません。この許可方法の違いが両プラットフォームにおけるプッシュ通知の有効性に大きく関わってきます。Androidは95%以上のユーザーがプッシュ通知を受け取りますが、iOSはたいてい50%以下です。  

バッジ

バッジとはiOSアプリのアイコンの右上に表示される赤い丸を指す用語です。バッジはプッシュ通知を使ってユーザーを再訪させる方法としてもっとも有効なものの一つと考えられています。バッジが有効である理由の一つは、多くのユーザーは未読の通知があることに我慢できず、バッジを消すためにアプリを開くからです。   バッジはユーザーを再びエンゲージメントさせるチャンスなのです。しかしバッジが有効である主な理由はiOS6以前の話です。iOS6以前ではユーザーにプッシュ通知の許可を断られてもプッシュのトークンを手に入れることができたからです。アプリはプッシュトークンを使ってバッジを表示し、プッシュ通知を受け取らない設定にしている50%超のユーザーをもう一度エンゲージメントさせるチャンスがありました。   残念なことに、iOS7以降では仕様が変わってしまいました。アプリをダウンロードした時点でiOS6だったユーザーには引き続きバッジを表示し続けることができるようです。 他に注目すべきはAndroidでもバッジ表示が可能になることです。いくつかのAndroid端末はバッジ表示のAPIに対応し始めました。   プッシュ通知 バッジ    

ローカル通知 ローカル通知はiOSで許可率が低い問題への解決方法です。ローカル通知はプッシュ通知と同じように見えますが、名前が示す通り、表示できるタイミングがアプリ側で決められています。サーバーからアプリにいつでも通知を送ることはできないということです。 ローカル通知の大きなメリットはiOSのプッシュ通知許可の仕様に縛られないところです。ユーザーがアプリのプッシュ通知を許可しなくても、ローカル通知であれば出すことができます。

位置情報に基づいた通知

位置情報に基づいた通知とは、アプリがユーザーの居場所を追跡し、アプリを便利に使ってもらえる場所の近くにユーザーがいるときに通知を表示させるものです。よく挙げられる例としては、ShopkickやRetaiMeNotなどのショッピングアプリはユーザーがショッピングモールにいるときにプッシュ通知を出しています。   以前ブログにも書きましたが、位置情報には落とし穴がいくつかあり、適切な扱いが難しい場合があります。それでも強力なツールには間違いありませんし、コア機能に位置情報を使うアプリではとりわけ有効です。アプリが価値を提供できるシチュエーションであることをユーザーに思い出させるだけでなく、その場所とかなり関連性の高いコンテンツを通知することができます。  

画像のプッシュ通知

ユーザーの注目を集める手段が約100文字のテキストだけなので、標準的なプッシュ通知には限界があります。Android独自の仕様として、プッシュ通知と一緒に画像を表示させることができます。画像プッシュ通知はプッシュ通知をよりリッチにし、プッシュの重要性とエンゲージメントを高めてくれます。  

絵文字

iOSは画像のプッシュ通知をサポートしていませんが、テキストのプッシュ通知を多少工夫するサポートはあります。メッセージに絵文字をとりいれて目立たせ、ユーザーの注目を集めることは可能です。 プッシュ通知 絵文字 もしプッシュ通知に関して何か私が見落としていたら、ぜひメールをください。  

この記事は、PinterestのグロースハッカーJohn Eganのブログ記事”The Growth Hacker’s Guide to Push Notifications”を著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載するものです。 Repro published the Japanese translation of this original article on John Egan’s blog in English under the permission from him.  

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