個人アプリ開発で一文無しから1000万円稼げるようになった成功事例

 

 

私の経歴

何もしていなくても旅行にいけるくらいの収入が入ってくることが目標でした。

 

私は2012年にiOS開発者としての仕事を始めましたが、自分でビジネスを始めたり旅行をしたいと考えていたので、何かいい機会がないか常に目を光らせていました。

 

私はみんなが楽しんでくれるゲームを作ろうと計画していました。その計画が私をどこへ連れていくことになったのかこれから見ていきましょう。

 

まずはどうやってアプリを市場に売り込むのかを理解しないと自分の努力はほとんど無駄になると兄にアドバイスされました。

 

確かにその通りだと思いました。

 

そこで私はアプリのプロモーション方法を調べ始め、「プログラムもできない僕はこうしてアプリで月に1000万円稼いだ」というチャド・ムレタの本に出会いました。

 

その本を読んで、元々アプリによって叶えたかった私の想いは強まりました。

 

そして2012年の12月に私はアプリに賭けるために仕事をやめました。その時点での私のiOS開発経験はたったの6ヶ月で、アプリは一つしかリリースしたことがありませんでした。

リスキニング2)re-skinning:もともとあるアプリのソースコードをそのまま応用して、表面のグラフィックや音楽などを変えてアプリを作ることする

2012年のクリスマス期間に私は「Smash Santa」という最初のゲームアプリを作りました。とても単純で面白いテーマを持ったアプリでした。クリスマスが過ぎた後、何回かSmach Santaをリスキニングしました。

 

それから2013年の3月、カーターが「Avalanche Mountain」と呼ばれるソースコードをBluecloud Solutions3)アプリ開発に役立つ知識やツールを提供している会社上で売りだしていたので、そのソースコードを使ってリスキニングに挑戦することに決めました。リ

スキニングしているうちに、もっと面白いゲームアプリにできるはずだと思い、アプリのコードそのものにも手を加え始めました。

やり始めてからちょっとして、それは時間の無駄であると気づきました。

 

よりアプリを飛躍させるためには市場調査やアプリストア最適化ASO)といったマーケティングに注力する必要があったのです。

 

それから私はリスキニングの作業に戻り、(そのソースコードを元にして)いくつかゲームアプリを作りました。あまりヒットはしませんでしたが、ASOやリリース時における戦略について多くのことを学べました。

 

いろんな種類のゲームアプリを作ったので、リスキニングの作業を通じて以下の項目をどのようにチューニングすればいいのかがわかりました。

 

  • アプリのアイコン
  • スクリーンショット
  • キーワード
  • アプリの名前
  • 説明
  • アプリの大きさ
  • レビューの組み合わせ方
  • リリース期間
  • マーケティング活動

 

兄の言っていた通り、マーケティングに注力したことで最終的に成功につながりました。仕事に戻らなくてもいいくらいの収入を確立するまでに、仕事をやめてから6ヶ月ほどかかりました。

 

もっともリスキニングがうまくいったアプリ

  • 2013年 12月ーChristmas Photo Booth

Christmas Photo Boothのアプリのテンプレートをリスキニングした結果

 

 

最近の結果

 

大変でしたが、苦労に見合う成果が出ました。

 

2014年の終わりには、年収が1,000万円を超えていました。

 

下の画像はApp Annieの私の個人アカウントのダッシュボードです。他にも複数アカウントを持っており、会社用のアカウントも持っているということを覚えておいてください。そちらも後ほどお見せします。

個人アカウントの先月の結果

 

しかし、今わたしは従来のリスキニングのやり方からは離れていっています。

 

詳しくはもう少し後で説明します。

 

まずはどういったことがリスキニングをする時に役に立ったのか見ていきましょう。これらは自分のアプリ開発者として次のキャリアステップに進むうえできっと役立つと思っています。

 

私の成長を手助けしてくれた人たち(有名なアプリ開発者)

  • Carter Thomas
  • Chad Mureta
  • Neil Johnston
  • Elaine Heney
  • Gabriel Machuret

アプリで6桁稼ぐ方法(個人的にうまくいった方法)

アプリストア最適化(ASO)

これはすごく重要で私が得意としている分野でもあります。継続的にアプリをダウンロードし続けてもらうためには、正しくASOを習得する必要があります。

オーガニック検索でアプリが表示されるということは、無料で広告を打っているのと同じことであり、これを利用しないわけにはいきません。ASOによって成功するかどうかが大きく変わってきます!

 

ローカライゼーション

他の国をターゲットにすることはダウンロード数に多様性をもたせるのにとてもいい方法です。他の国であれば競合が少ないかもしれないですし、そうであれば一気にダウンロード数を増やすことにつなげられるかもしれません。

 

Chartboost4)アプリ内ディスプレイ広告で、ゲームデベロッパーがお互いのアプリを紹介し合い、ユーザーを交換することで互いに高いeCPMを目指せるサービスを提供している会社で直接取引

Chartboostで直接取引をすると広告の支払いを増やすことができます。

さらにお金を稼げるということです。

 

アプリ内課金の価格をあげる

私がアプリ内課金の価格を引き上げたとき、収入も増えました。当たり前のことのように聞こえますよね。しかし、課金額を引き上げることによる収入の増加とユーザーの減少の間には明確なラインがあります。したがって、あなたのユーザーにとってどこがそのラインになるのか見つける必要があるわけです。

 

ブログを読む

最新のマーケティング業界のニュースをチェックしていたことで、結果の出る戦略を打つことができました。この業界は変化が激しいので、ちゃんと自分の知識をアップデートしていかないとすぐに置いていかれることになります。

 

ユーザーにの声に耳を傾け、アップデートをし続ける

みんなが欲しくなるようなアプリを作るにはユーザーのフィードバックに注目するということが非常に大事です。そして、ユーザーに喜んでもらい続けるためにフィードバックをもとにした変更を実装することも重要です。

 

クロスプロモーション

人気があるアプリに便乗することも重要です。ユーザーを満足させ続けることができれば、新しいアプリができたときによりダウンロードしてもらえます。ただし、ユーザーに新しいアプリの存在を伝えることができればの話ですが。

過去に成功したアプリが多ければ多いほど、新しいアプリのリリースは成功します。過去に成功したアプリがあれば、新しくリリースしたアプリをトップチャートに入れることができるでしょう。

画像をストックする

信じられないかもしれませんが、1日25枚の画像を受け取れるShutterstockのサービスを定期購読していたことで、私のビジネスは大きく変わりました。質の高い写真をアプリ内で使うことは本当に重要です。

 

MVP(検証に必要最低限の機能を持った製品)

この考え方には非常に助けられました。ぎりぎりリリースできるレベルのプロダクトを使ってアプリのアイディアをテストすると、多くのすばらしいデータを手に入れることができますし、改善サイクルを早めることができます。

 

反対に、できるかぎり多くの機能をアプリに詰め込もうとすると、ユーザーが何を求めてくるかは本当のところわかりませんし、時間を無駄にしてしまうことになります。MVPならどうやってアプリを改善するか考えている間に、少額のお金を稼ぐこともできます。

 

Instagram

自分が作ったアプリ専用のハッシュタグを作り、誰かがそのハッシュタグを使って写真をシェアしたら、たまにその写真をフィーチャーします。みんなフィーチャーされるのが大好きですし、それはユーザーとアプリとのより深い繋がりを作り、エンゲージメントの維持に役立ちます。

 

市場調査とトレンド

どんなビジネスにおいても、みんなが欲しいと思うものを作らなければなりません。これはつまり市場調査をするということです。

 

後で詳しくこのことについてはお話しますが、もし適切なトピック、またはニッチなアプリの領域を選ぶことができれば、それは成功するアプリを作る上で多いに役立つことになります。

 

今のトレンドを理解することも市場調査のひとつとして含まれます。例えば、もしシマウマが今人気なのであれば、シマウマをテーマにしたゲームを作れば成功しやすいでしょう。

 

流行を理解することができればマーケティングに無駄な時間を使うことなく、たくさんお金を生み出すことができるでしょう。

 

とりわけ役に立ったWebサイト

 

リスキニングから一つのカテゴリーに集中する

ここからは今まさに私がやっていることについてお話します。

様々なカテゴリーのアプリのリスキニングを経験した結果、フォーカスしたい一つのカテゴリーを見つけることができました。リスキニングを通して異なるカテゴリーに触れることができて本当によかったです。そうしていなければいつまでたっても考えに詰まっていたと思います。

リスキニングをしている時に試したいくつかのカテゴリー

  • 写真・動画
  • レースゲーム
  • ユーティリティ
  • エンターテイメント
  • カジノ
  • トリビア
  • さらにもっと!

 

ゲーム以外のアプリは1年を通してコンスタントにダウンロードされますが、反対にゲームアプリはそうではないということに気づきました。

 

特に写真・動画カテゴリーは私の目に止まりました。また、このカテゴリーで成功している人を知っていたので、確かめてみることに決めました。

 

このカテゴリーでどのように私が市場調査をしたか

 

  • トップの無料アプリ、有料アプリ、成長しているアプリのチャートを調査するーこれらのアプリに対する需要や、どのアプリがお金を稼いでいるのかがわかりました。

 

  • ニッチな領域を調査するー写真・動画カテゴリーの中でもどんなアプリがうまくやっているのでしょうか?

 

  • ニッチな領域の企業や開発者を調査するー開発元のポートフォリオをチェックしてみてください…彼らは本物なのか、それとも単に競合が少ないから成功しているのでしょうか?

 

  • レビューを分析するー競合が持っていない機能や、あなたのアプリがどんなバグを持っているのか明らかにしてください。

 

  • 成功しているアプリのマネタイズ方法やマーケティング戦略を分析するー1から再考するのではなく、どうしたらうまくいくのか学び、それを実行するのです。

 

  • アプリをリリースする前にダウンロード数と収益を予測するーもしこれを見積もることができれば、うまくいくでしょう。

 

  • ヒットするキーワードを見つけ出すーキーワード調査に置いて、ユーザーのレビューは宝の宝庫です!

 

  • 何が大きな強みなのか考えるー私の場合、それはASOです。なので、自分の競合よりもうまくASOを実行できる機会を探しました。

 

  • 競合が何回アプリをアップデートさせたか調べるーもし競合があまりアップデートをしていなければ、彼らの機能やバグの修正はだいぶ前ということになります。これはチャンスだと言えるのではないでしょうか?

 

2014年の8月、私は友人の一人と手を組みました。私たちはアプリストアで最高のアプリとゲームを作りたいと思っていました。

 

これを達成するためには、UX/UIの改善に取り組み、レビューを定期的に確認し、Instagramを通してアプリをプロモーションする必要がありました。

 

この戦略にしたがったことで8ヶ月後にはiPhoneの写真・動画カテゴリーで10位になり、iPhoneのすべてのカテゴリーにおいて55位にまで到達しました。

 

写真・動画カテゴリーにおけるアプリのランキングがどのように上がっていったか

 

下の画像はアプリストア最適化をしたことで得られた結果の一例です。これは私たちが最適化させたキーワードのうちのひとつにすぎません。

地道なASO対策がアプリのランキングを上げていきました

 

ユーザーの声に耳を傾けたことによってアプリは日に日によくなり、アップデートのたびにキーワードランキングは上昇しました。

 

以下は現在のダウンロード数をスクリーンショットしたものです。

 

最近の結果(会社用のアカウント)

 

私たちは開発手法にMVPを取り入れ、他のアプリをリリースしました。数ヶ月間ユーザーのフィードバックをチェックし続けた後、新しいUX/UIにアップデートしアプリ内課金用の新しい機能を追加しました。

 

これら努力によって、アプリの収益は二倍にもなりました!

 

アドバイス

アプリをアップデートさせる際にフォーカスすべきことは以下の通りです

 

  • ユーザーのフィードバックに耳を傾ける。

 

  • ユーザー体験の向上に時間を費やす。

 

  • たとえ些細なことを実行するとしても、それは実行しない大きなプランを持つよりもずっといいです。私のアプリの旅は非常にシンプルなゲームからはじましましたが、それが前へと進む自信を与えてくれました。

 

  • MVP(検証に必要最低限必要な機能をもった製品)の方法論を使う

 

  • 最新の知識を得るために、マネタイズやリテンション、市場調査に関する記事をたくさん読む。

 

  • 基本的なビジネス戦略を学ぶ。アプリビジネスは他のビジネルよりも難しいということはなく、ビジネスにおける基本的な原理は同じく当てはまります。

 

結論

あなたがアプリ開発においてどのフェーズにいるのかにかかわらずこの記事が役に立てば嬉しいです。私は今でも毎日のように自分のスキルを向上させていますし、あなたもそうだと思います。

 

この記事は、bluecloudsolutions上の記事 “How Tasnim Ahmed Went From Jobless to Making $100K With Apps“を著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載するものです。Repro published the Japanese translation of this original article on bluecloudsolutions in English under the permission from the author.

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■ イベント概要

  • 日時: 2017年10月26日 (木曜日) 19:00~22:00 (18:30~ 受付)
  • 場所: 東京都千代田区四番町6番 東急番町ビル 5F (株式会社オプト 5F 大ホール)
  • 持ち物: 名刺2枚 (受付にて名刺を頂戴致します)
  • 参加費用: 無料

▼詳細・お申込みはこちら

https://repro.connpass.com/event/67888/

アプリは重要なチャネルながら、ウェブとは異なる知識が必要となります。EC・小売アプリなどに携わっている方を対象にアプリだからこそ提供できる価値やマーケティング手法についてお話します。

注釈   [ + ]

1, 2. re-skinning:もともとあるアプリのソースコードをそのまま応用して、表面のグラフィックや音楽などを変えてアプリを作ること
3. アプリ開発に役立つ知識やツールを提供している会社
4. アプリ内ディスプレイ広告で、ゲームデベロッパーがお互いのアプリを紹介し合い、ユーザーを交換することで互いに高いeCPMを目指せるサービスを提供している会社