2017年にはこれが来る!モバイル広告の最新トレンド ーPart2ー

はじめに

この記事は2017年にマーケットを席巻するであろうモバイル広告の6つのトレンドを紹介する記事です。プログラマティック広告など、3つのトレンドを紹介したPart1はこちらです。Part2では残りの3つのトレンドを紹介します。

 

新しいモバイル市場の台頭

2017年もアメリカの市場が頂点であり続ける一方、広告に関しては他の国々も無視できない存在に成長してきました。

 

モバイル広告運用者にとって絶好の機会

モバイル市場の大部分を占めているアメリカとともに、ブラジル、ロシア、インド、中国といった国に注力するのもいいアイデアです。ゲームアプリ向けアドネットワークなどを提供しているChartboostがマーケターにもっと注目すべきだと促しているブラジルを例にとってみましょう。FluxgamesのCEOであるPablo Luis Santosは次のように言っています。「単純な広告は(ブラジルのユーザーにとって)煩わしい。だから、どのように価値を生み出すのかを考え抜いた方がいいでしょう。もし、上手く考えることができれば、ブラジルのユーザーはあなたが表示した広告を隅々まで見てくれるでしょう。」

 

急成長する中国市場

Zenith Optimediaは中国の広告市場の成長率は世界のその他の地域での成長率の2倍に達するだろうと述べています。iResearchによって行われた別の研究では、中国での広告収入は、2018年には約435億ドルに達すると予測されています。これらの予測の詳細は公式サイトで確かめることができます。

 

 

広告へのエンゲージメントの最適化

2020年にはデジタル媒体の広告へ費やされる金額の71%がモバイルの広告へ使用だろう、とeMarketerは予測しています。eMarketerの別の発表によると、アプリをダウンロードした1ヶ月後にもそのアプリをアンインストールせず残しているユーザーは、たったの6%だけです。そんなユーザーの決断が早い時代に、どのように広告の最適化を行えばよいのでしょうか?まずは、この「2017年、最新のモバイル広告のタイプ」という記事を読むところから始めてみてください。

 

インタラクティブな広告

プレイアブル広告(体験型広告)は最も受け入れられやすい広告の一つで、これからもユーザーの注目を引き続けるでしょう。Yeahmobiのインターナショナルビジネス部門のヴァイスプレジデントであるDaisy Wuは、2017年はプレイアブル広告が拡大する年になると強調しています。

 

「まず、モバイル広告の予算が増加し続けると私は信じています。この数年間増え続けており、このトレンドは続くでしょう。次に、インタラクティブな広告は2017年の終わりにかけてよく見られるようになるでしょう。インタラクティブな広告に対する需要も十分で、技術的にも準備ができています。そして、市場はより透明性を増すことでしょう。これは購買者の希望であるだけでなく、モバイル広告の市場全体を健全なものにする方法でもあります。ユーザーの需要が増すにつれて、メディアやパブリッシャーはその需要を満たそうと努力するでしょう。」

 

ネイティブ広告とリワード付きの動画

ネイティブ広告と、リワード付きの動画もユーザーが好む広告であるということを忘れてはいけません。Adcash.comの専門家、Liis Ristalは今年、ネイティブ広告とリワード付きの広告は引き続き需要が高く、成長すると述べています。

 

「モバイルの広告とデスクトップの広告の違いを区別することはもうしません、広告的な視点や、技術的な視点から、2017年はアプリ内広告やインタースティシャル広告の時代になります。そして、アプリ内で表示するタイプの広告は増え続けており、ネイティブ広告やリワード付きの動画など、無限の選択肢があります。」

 

また、私たちAppSamuraiも彼らの意見に賛成しており、2018年までにネイティブ広告へ費やされる金額は210億ドルに達するであろうと予測しています。

 

AR、VR広告の登場

ARとVRを利用したアプリが世界を席巻していることから、それらを利用した広告が登場するのも遠い話ではないと考えられます。ユーザーに広告に対する興味を持ってもらうためにこの技術を使うのは十分あり得る話です。旅行関係のアプリが仮想旅行を体験できる広告を打ち出したり、カートに商品が残っていることを知らせるバーチャル小売店を目にすることは容易に想像できます。限界があるとすれば、それは広告運用者の想像だといっても過言ではないでしょう。IDC Press Releaseが、2020年にはARとVRに関する収入が1620億ドルに上るという予測をしていることからもARとVRが広告に利用されているという未来を描くことができます。

 

パーソナライズされたブランド広告―チャットbot

モバイルの世界、特にWhatsApp、Facebook Messenger、そしてWeChatといったメッセージアプリにおいてチャットbotは注目すべき成長をしています。

 

 

人工知能は広告分野にも進出することでしょう。チャットbotを利用してパーソナライズされた広告は、将来ユーザーを驚かせることになります。AdWeekはこのトレンドがモバイルマーケターを、botの影響をどうにかしようとする方向に向かせていることを強調しています。そのための条件は希望通りの結果を出すためにbotの行動を制御することです。CIOはチャットbotはマーケティングにおいてトラッキングと分析のために有効な手法であるとしています。

 

出典:https://www.appboy.com/blog/5-emerging-trends-marketers-watch-2017/

 

おわりに

モバイルアプリのマーケティングを実践するには、モバイル広告の劇的な進化に備えなくてはいけません。今年この業界を作用する要因は沢山あり、ここではユーザーが受け取る広告を変化させるであろう主な要因を挙げました。これらを踏まえたアドバイスは、アプリにとって効果的で、結果のでる施策を打つためにはその分野での最新のトレンドを押さえておいた方がよいということです。

 

 

この記事は、AppSamurai上の記事 “Mobile Advertising Trends That Will Dominate 2017“を著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載するものです。Repro published the Japanese translation of this original article on AppSamurai in English under the permission from the author.