現在、インタラクティブなコミュニケーションが行われることが一般的になり、一方的に情報を送るだけのアプリはつまらないものとなりました。開発者はプッシュ通知とアプリ内メッセージといった手法でユーザーに重要な情報を届けます。どのようなタイミングでどのような内容をユーザーに届けるのがベストなのでしょうか。

プッシュ通知は、ユーザーがアプリを使用していない時でも、ユーザーのホーム画面にメッセージを届けることができる素晴らしい機能です。ホーム画面トップの通知エリアに表示されるアラートのように表示され、ユーザーの関心を引き、アプリの使用を促すことができます。しかし、ユーザーがプッシュ通知を受け取るには、プッシュ通知を許諾する必要があります。プッシュ通知を受け取る設定をしているユーザーのLTVは高いと言えるでしょう。

ただし、プッシュ通知はもろ刃の剣でもあるので、注意が必要です。たくさんの通知を目的もなしに次から次へと送り、ユーザーを苛立たせてしまうと、ユーザーの定着率は下がり、大きな失敗となってしまいます。充実した内容の通知を適切なタイミングと頻度で送れば、プッシュ通知はユーザーの関心を引き、利益を生むことができるでしょう。Localyticsの成功例のように、プッシュ通知をうまく使うことで、アプリの起動回数を3倍にすることもあるのです。

プッシュ通知の配信で重要な5つのポイント

かつては文章だけだったプッシュ通知も進化し、リッチメディアを用いてカスタマイズすることが可能になりました。プッシュ通知には、エンゲージメントタイプとトランザクショナルタイプの2種類があります。エンゲージメントタイプのプッシュ通知は企業が認知度を高めるために送るものです。また、トランザクショナルタイプは、ユーザー側のアクションがきっかけとなり送られるメッセージで、情報リマインダー、あるいはイベントのお知らせをといった役割を果たします。プッシュ通知を行うにはいくつかのポイントがありますが、常にユーザー目線でメッセージを作成しましょう。

ユーザーに価値のあるコンテンツを配信する

短めの文章しか乗せることができないので、ユーザーにとってタメになる情報を載せましょう。ユーザーは自分向けのメッセージを好むので、各ユーザーにパーソナライズされたプッシュ通知を送りましょう。人はそれぞれ自分に関係のあるプッシュ通知を求めます。プッシュ通知を送るのは、ユーザーに関連すると思われる情報がある時のみにしましょう。

配信タイミングを考慮する

プッシュ通知を送る際、ユーザーがアプリを使う時間帯や行動を把握する必要があります。真夜中にセールのお知らせを送るのはもってのほかです。大バーゲンだったとしても、顧客とそのブランドの関係に深刻なダメージを与えてしまいます。もちろん、通知の回数もまた重要で、送りすぎは禁物です。

目的を明確にする

マーケターがプッシュ通知を送る理由は2つです。1つはユーザーにアプリの使用や購入を促すため、もう1つは顧客とメッセージを送る側の企業の関係を良くするためです。いずれにせよ、ユーザーがプッシュ通知の許諾を選択すれば、お互いにとってプラスとなります。

セグメントを分けて配信する

プッシュ通知のメッセ―ジは、ユーザーの動きや好みに基づいて送ります。マーケターは、ユーザーのニーズを知り、そのニーズに合わせてアクションを起こすことが大切です。

A/Bテストを行う

全ての項目でテストをしましょう。一か八かで勝負するといったリスクを負うことは避けましょう。A/Bテストは、ユーザーの関心を引くことができるかどうかが分かるのでとても重要です。

アプリ内メッセージとは何か?

アプリ内メッセージはアプリの起動中にアプリ内で表示するメッセージで、画像や文章、ボタン付きのポップアップウィンドウのようなものです。ユーザーが利用中のアプリでのメッセージなので、そのメッセージの内容はユーザーのニーズに近いものである必要があります。アプリ内メッセージをうまく管理できれば、アプリ内での買い物、セールス、プロモーション、特集など、ユーザーに役立つものを色々と紹介することができます。多数の企業がオンボーディングプロセスとしてアプリ内メッセージを利用しています。

アプリ内メッセージの5つのベストな実践法

アプリ内メッセージの利点は、より多くの文字や画像を盛り込むことができ、自由度の高い情報が配信できることです。もちろん、開発者はメッセージを通してユーザーを引き付けることに集中しましょう。アプリ内メッセージをうまく使うには、以下の点に気を付けましょう。

ユーザーの興味を惹くコンテンツを配信する

長めの文章を載せることができるので、詳細な情報を載せることができます。一方で、文章は簡潔で分かりやすく、表示する画面上の内容に関連するものにするのがよいでしょう。自分が設定した目標を達成できるよう、画像は興味を引くようなものにし、アプリ内メッセージにはCTAを盛り込むことが絶対条件です。

適切なタイミングで配信する

適切なメッセージを適切な場所に表示するにはタイミングがとても重要です。ショッピングアプリなら、ユーザーが商品を購入した時に、購入した商品と同じカテゴリのセールや、追加のプロモーションを表示するのが効果的でしょう。

目的を明確にする

この施策の目的は明確に定義される必要があり、いくつかの分析と重要な指標を測ってから入念に設定しなければなりません。

セグメントを正しく切り分ける

マーケターはみなアプリ内メッセージを表示する必要のあるユーザーのタイプを慎重に見極める必要があります。ユーザーが既に知っている情報を送っても役には立ちません。

A/Bテストを活用する

とにかくテストは大事です。必ずA/Bテストを行って、アプリ内メッセージを必要とするようなユーザーを見つけましょう。目的に合わせたメッセージを送り、メッセージの閲覧者がどちらを選ぶか確認しましょう。

まとめ

ユーザーを引き付け、アプリを売り込みたいなら、プッシュ通知・アプリ内メッセージを効果的に使いましょう。ディープリンクを利用する場合は特に、プッシュ通知とアプリ内メッセージの両方を用いるのも良い戦略でしょう。しかし、アプリがほとんど起動されない場合、アプリ内メッセージは有効な手段ではありません。プッシュ通知でアプリの存在を知らせ、アプリ内メッセージでユーザーに素晴らしい経験をしてもらうといった施策になるでしょう。アプリ内メッセージは、ユーザーにプッシュ通知を許諾するか選択させることも可能です。結論として、プッシュ通知もアプリ内メッセージも、ターゲットに到達し、ユーザーの興味を引き、アプリを有効に使ってもらうには大変素晴らしい情報伝達手段と言えるでしょう。

この記事は、App Samurai社のブログ”Push Notifications vs In-App Messaging: Differences And Best Practices“を著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載するものです。Repro published the Japanese translation of this original article on App Samurai in English under the permission from the author.

無料資料ダウンロード

世界46ヶ国、3800以上のアプリのマーケティングを支援しているReproが、「プッシュ通知」や「アプリ内メッセージ」といったアプリ内マーケティング施策の重要性と、施策を効果的にするためのポイントをわかりやすく解説。プッシュ通知を活用して売上を2倍にした事例や、アプリの重要なKPIを6倍にした事例も
ダウンロードはこちら

プッシュ通知許諾率無料診断実施中

プッシュ通知の許諾率は、開封率などと比べるとあまり改善を意識していないアプリ事業者の方が多いです。プッシュ通知の許諾率を高めることで配信対象者数も多くなり、プッシュ通知の効果を最大化でき、アプリの起動回数やコンバージョン数を上げることができます。
無料診断はこちら