アプリ内マーケティング支援サービスで改善を行い、アクティブ率が約130%向上

シンクトワイス株式会社は、就活ツールの一つとして新卒者向けに『速効内定』というアプリを運用しています。アプリの運用メンバーが少ないために日々の運用に追われ、アプリ内マーケティングを行うためReproのツールを導入していましたが、改善にまで手が回らない状態でした。そこで、アプリ内マーケティング支援サービスを依頼。その後、アプリ内メッセージのA/Bテストを積極的に実施し、アクティブ率は前年比約130%も向上。さらに、リッチプッシュ通知を送ることでアクティブ率を維持させています。

課題 日々の運用に追われ、アプリ内マーケティングまで手が回らない

導入 KPIの設計から施策の立案・実行まで支援するアプリ内マーケティング支援サービス

効果 アプリ内メッセージやプッシュ通知の改善でアクティブ率が約130%向上

シンクトワイス株式会社

新卒に特化した人材紹介事業を中心にサービスをいくつか展開しており、その中の就活ツールの一つとして新卒者向けに『速効内定』というアプリを運用。就活ノウハウやビジネスマナー、エントリーシートの事例集など、就活に役立つコンテンツが豊富にあり、本番さながらのSPIテストを受けられるところが特徴。2014年から2017年8月まででアプリの総DL数は13万5千DLに達している。

シンクトワイス株式会社 マーケティングチーム 武田 紗永子 様

課題 日々の運用に追われ、アプリ内マーケティングまで手が回らない

1 現役の就活生を支える就活支援アプリ

『速効内定』自体はもともと株式会社ウェブクルーから2015年3月にリリースしたアプリ。同社で運営していた落としきりのSPI問題集が学生たちに人気だったため、普段づかいしているスマホで移動時間などにも気軽に利用してもらえるよう、学生向けのアプリとして転換したものでした。

経団連が「採用選考に関する指針」で選考の開始を6月に早めたこともあり、就活生は複雑化したスケジュールで就活しなくてはならないため、ナビサイトだけではなくより多くの手段を利用して情報を収集しています。現存のナビサイトや情報交換ツール、SPIテストなど、就活に必要なものを全てつめこみ、より最適化したツールが必要になるのでは…と考えて形にしました。

シンクトワイスは「エンジニア就活」などのウェブサービスの事業買収や自社でウェブサービスを作っていましたが、さらにITの力を使って企業と学生をスムーズにマッチングさせる世界を実現すべく、ウェブクルーと2016年1月に業務提携を行い、その後2017年1月に事業譲受しました。

例年、就活中の大学生・大学院生の数はおよそ40万~50万人と言われておりますが、そのうち一割程度の方に利用いただいております。月間のアクティブユーザー数はナビサイトが解禁される3月がピークで2万ほど、そこから選考開始する6月に向けて緩やかに減少していきます。

2 アプリから価値と可能性を創出する

はじめはアドネットワークの広告課金モデルで運営していたのですが、学生たちは学習がメインで利用しているのでなかなかクリックされず、ユーザー課金もあったのですが、学生さんが利用するものであるため課金までのハードルが高く、このビジネスモデルは崩壊していました。

そこで改めて『速効内定』本来の目的は何かを考え、就活中の学生たちが大手新卒ナビサイトでは探せないような優良企業を発見して応募につながるように、このサービスを通して企業と学生の出会いの場を作ろう——と。

ウェブクルーは『速効内定』のデータを活かしたスカウト型採用ツールの提供もしていたのですが、もともと人材系のノウハウがあるわけではなかったため一旦その事業を停止しました。それもあって、年間12,000人以上の学生との接点をもち、新卒人材紹介の領域において実績とノウハウを兼ね備えたシンクトワイスに事業の譲渡をした…という経緯があります。

そこで、学生にはシンクトワイスの事業の柱とする企業説明会へ積極的に参加してもらい、出会いを広げてもらう。本来の事業の強みを生かすためにも、企業側に対し説明会への送客を課金モデルとする方向へシフトしました。

学生さんたちは自分たちが名前を知っている企業だから行こうかな、という“なんとなく就活”が多かったりします。このままではたくさんのチャンスが目の前にあっても気づかないまま通りすぎてしまう。大手以外の中小企業やベンチャー企業にもたくさん優良企業があります。そこで私たちが架け橋になって、「説明会に行ってみようよ!」と学生さんたちに促し、彼らの視野と可能性を広げたい。そこでマネタイズモデルと目的が一致したわけです。

3 運営の人手不足でマーケティングが行えず

アプリに関しては新規事業扱いであったため、リリース後の運用は私一人が主導で行い、あとはサポートとしてちょこちょこ手伝ってもらっている人がいるだけでしたので、実質は1.5人ぐらいで運営をしていました。担当領域がアプリのサービス企画から開発ディレクション、記事コンテンツの外注コントロールに加え、定期SPIテストが本体のデータベースとの連携が取れていないので手動で設定を行ったりと、とにかく日々の運用だけで手一杯。

一つのKPIとして「説明会参加」があったので、アプリと言ったらプッシュ通知だと思い、「新着の記事はこちら!」など、全てのユーザーに同じ内容のプッシュ通知を送っていました。

Googleアナリティクスで効果検証はしていたものの、プッシュ通知も自前でしたし、本当に効果があるのかどうかははっきりとわかっておらず、もっとしっかりアプリの効果を検証・分析して、プッシュ通知の施策を考えたり、送客の強化をはかりたいという思いがありました。

導入 KPIの設計から施策の立案・実行まで支援するアプリ内マーケティング支援サービス

1 Repro導入の決め手は動画の録画機能

そういった思いから、プッシュ通知のツールで何か効果的なものはないかと手探りで探していたところ、知人にご紹介いただいた複数社のツールと比較検討をしましたが、ユーザーがアプリをどのように利用しているのか、その行動を動画に録画できることが決め手となりReproの導入を決定しました。

Reproにはアプリ改善のための分析機能が豊富にあるし、学生の迷いや使い方の遷移などが動画ではっきりと見えるため、仮説だけで考えていたものに対して問題の発見や気づきを得ることができました。

アプリ内マーケティングを行うためのツールを導入したはいいものの、たくさん機能があるけどどうすれば分からず、とにかく最短の目的を果たそうと説明会に送客するために●年卒というセグメントで「企業の説明会に行ってみては?」や説明会へ誘導するためのプッシュ通知をとにかく送りまくっていましたが、そもそもの運用メンバーが少ないために改善にまではなかなか手が回らず…。

Reproのカスタマーサポート担当者にこの悩みを相談したところ、KPIの設計から施策の立案・実行までを支援いただけるアプリ内マーケティング支援サービスをすすめられ、今の状況を打破したいとの思いで即決しました。

2 アプリ内マーケティング支援サービスを初めてからはリッチプッシュで加速!
説明会申込実行をゴールとした、KPIツリー

アプリ内マーケティング支援サービスを依頼後は、まずビジネスモデルを元にReproの担当者にKPIツリーを作成してもらい、説明会申込というゴールに対してどのように導くのかというシナリオ設計とシナリオにおけるユーザーのフェーズごとの施策を行うことになりました。

ユーザーの行動を分析していくと、アクティブ率が上がった後に説明会の申し込みが増える傾向にあるので、継続的に利用してもらえるようにアプリの初回起動後に「ありがとう」というメッセージを送ったり、新着記事を知らせるメッセージを送るなど、A / Bテストを積極的に実施。さらに、一番開封率が上がるSPI対策のプッシュ通知を休眠復帰対策として促しました。

効果 アプリ内メッセージやプッシュ通知の改善でアクティブ率が約130%向上

1 実際に上がった数字を見て効果を実感

このような施策を行なった結果、アクティブ率は前年比約130%にアップ!通常、3月から6月に向かってアクティブ率は下がるものなのですが、上がっている状況を目の当たりにしたことで効果を実感できましたね。

5月以降はリッチプッシュ通知を送って更にアクティブ率を維持、スカウト系のプッシュ通知やアプリ内メッセージの施策により、昨年同時期よりも多くの説明会へも申し込みを獲得できました。説明会への訴求は普通のプッシュ通知だと弱いのでどうしようと悩んでいたら、Reproの担当者に通常企業がメールで送るスカウトをリッチプッシュ通知として送ることをすすめられ、すぐに実施。この施策は一番大きな効果が見られた気がします。

一人ではリソースがなくて改善まで手が回せない状態だったところ、アプリ改善への具体的な施策を実施できたことに感謝しています。

月に一度の訪問で共有いただくレポートや、翌月の施策案やディスカッション…。運用を任せて最もよかったと思うのは、担当者が私たちに寄り添い、どんな時も挫折しそうな気持ちをサポートしてくれたこと。また、知識やノウハウがあるので安心してお任せすることができましたし、効果のある施策やプッシュ通知を通してユーザーとのコミュニケーションも近くなった気がします。

プロの視点で的確な運用をしてもらえますし、私自身も教えていただきながらスキルやノウハウを蓄積できることもメリットだと思っています。

2 「可能性を広げる」ための就活を、学生たちに伝えていきたい

今後はReproを利用して、さらに学生の立場に立ったアプリとして確立させていきたいですね。そのためにはユーザーとどのようにコミュニケーションをとっていくべきか、アプリやサービスを通して考えていかなくてはと思っています。

具体的な施策としては、広告運用やアプリストアでの上位表示の最適化を行いつつ、説明会に参加する学生たちに対してパーソナライズしたプッシュ通知を送りたい。去年利用したユーザーの動向やデータを分析して、今後刈り取っていきたいユーザーの獲得をしていきたいと思っています。

どんな学生にもどんな企業にも、同じように可能性を与えられないかと考えています。また、ネームバリューだけで企業を選ぶのではなく、自分が社会人として将来どうありたいか、そのために就活をするのだ、ということをアプリの中で体現して伝えて行けるよういきたいですね。


モバイルアプリの成長支援パートナー「Repro」

「Growth Hack Journal」を運営している「Repro」は、アプリ解析・マーケティングツールの提供からユーザ獲得やユーザ定着のためのマーケティング支援等のソリューションまでワンストップで提供、アプリの成長を支援しています。

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