動画広告は、2017年の広告業界にとって最も効果のある手法といえるのではないでしょうか?今後も影響力のある広告手法になるに違いありません。動画広告でエンドカードを活用することにより、期待以上の成果を得ることができます。活用するにはどうすればいいのでしょうか?

エンドカードとは

エンドカードとは動画の一番最後に表示されるクリエイティブのことです。見た目は単に動画の最後の一コマですが、実際は特別な実装が必要となります。エンドカードはターゲットにリーチするための橋渡し的な役割を担っていると考えていただければ良いと思います。この手法はユーザーとブランドを結びつける非常に有効的な方法で、15秒以上のエンドカードは静止画バナーに比べ9倍もエンゲージメントが得られるといわれています。

Image Source: http://www.inmobi.com/blog/2017/08/21/how-to-write-the-perfect-end-cards-for-maximum-mobile-engagement

効果的なエンドカードの作り方

効果的なエンドカードを作るにはいくつかのルールを守らないといけません。以下が重要なルールです。

Image Source: https://blog.fyber.com/video-advertisers-can-use-end-cards-improve-performance/

3つ以上のCTAを使わない

エンドカードでは広告を見たユーザーにこの後どのような行動をしてほしいかを明確に伝える必要があります。エンドカードを使った3つ以上のCTAは内容が多すぎて伝わりにくく、意味がありません。また、CTAでは曖昧な表現を避け、ユーザーが次は何をしたらよいかわかりやすく誘導する必要があります。広告を作る側はユーザーにどういう行動をとってほしいかを明示しますが、必要以上の情報を与えるとユーザーは混乱してしまうので、ユーザーに最もわかりやすい表現をバランスよく提示するようにしてください。

AppStoreのリンクを目立たせる

エンドカードでアプリをプロモーションする際は、広告を見たユーザーがアプリダウンロードページへすぐに遷移できるようにしないといけません。これによりアプリをダウンロードする可能性が高いユーザーをスムーズに誘導することができます。またASOも忘れないでください。エンドカードのわかりやすい場所にApp Storeへのリンクを置くことで効果を最大化することができます。

公式ページやソーシャルメディアのリンクを貼る

アプリの公式ページやソーシャルメディアのリンクをエンドカードに追加するのも効果的です。ただ気をつけたいのが、広告はPC、スマホ、タブレットなどあらゆるデバイスで表示されるので、遷移先のページも全ての各デバイス向けに最適化する必要があります。必要があれば良いLPの作り方を調べてみてください。ソーシャルメディアはユーザーと繋がれる非常に重要なチャネルです。ユーザーを逃さないためにも必ず用意することをおすすめします。

アプリにあったカスタマイズを行う

ユーザーを引き付けるためにはあなたのアプリにしかない魅力を伝える必要があります。価値ある特典を提供することも一つの方法です。ただ特典を提供するのではなくこの特典は「今だけ」のように期限があるものであることを強調することでユーザーにより早くダウンロードしてもらえます。例えば、ゲームアプリなら「今ダウンロードすれば特別なアイテムがもらえる」といった自然な特典を考えてみてください。

Image Source: https://www.slideshare.net/Vungle/10-stats-on-engaging-mobile-video-creative

KPIを意識する

エンドカードを作るにあたって忘れてはいけないのが、何を最終ゴールにするかです。この広告で何を達成したいのか、ユーザーに広告を見た後何をしてもらいたいのか綿密に計画しなければなりません。エンドカードを見るユーザーは広告の動画を気に入り、もっとアプリについて知りたいと思っている方々です。是非チャンスを逃すことのないようアプリの魅力を最大限に伝えてください。

A/Bテストを忘れずに

クリエイティブの効果を高めるためにはA/Bテストが重要です。大事な広告クリエイティブを自分の主観だけで決めてしまっては、非常にもったいないです。そのためにもA/Bテストを行うことをおすすめします。忘れてはいけないのが何事もユーザーの反応が一番重要だということです。自分の主観だけで多額の広告予算を費やし、結果失敗することがないように気をつけましょう。

VASTを理解する

IAB社が提供する動画広告テンプレート「VAST」をご存知でしょうか?動画広告の最適な処理をするために最近では動画広告の標準仕様とされているテンプレートが定義されています。一番最新の「VAST4.0」を是非ダウンロードいただき、動画広告作成に活用してください。下記図はコンパニオン広告の例ですが、新しく広告を作成する際には「VAST」に問い合わせてみてください。

Image Source: https://iabtechlab.com/wp-content/uploads/2016/05/VAST4.0_Updated_April_2016.pdf

目につきやすいクリエイティブにする

エンドカードをデザインするときは、広告キャンペーン全体で同じテーマになるようにしましょう。つまらないクリエイティブは捨て、見てくれているユーザーの時間をもらえることに感謝をしながら見る価値のある広告にすることが重要です。エンドカードは最後の数秒を使ってあなたのアプリの理想形を最大限に表現することができます。アプリのロゴやシンボルとなるモチーフも入れてユーザーに覚えてもらいましょう。どんなに小さな要素も妥協することなく広告に入れることが大切です。

最後に

エンドカードは広告に目を止めたユーザーにさらに魅力を伝えることができる非常に価値ある訴求方法です。是非、動画の最後を丁寧に使ってあなたのアプリの魅力をユーザーへ伝えてください。

この記事は、AppSamurai社のブログ”Tips To Make Amazing End Cards For Mobile Video Ads“を著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載するものです。Repro published the Japanese translation of this original article on AppSamurai in English under the permission from the author.