「Google」によると、昨年度だけでGoogle Play ストアでは、940億回以上アプリがDLされています。アプリストアには数百万ものアプリが存在しているため、いかに他のアプリとの差をつけユーザーにDLしてもらい、継続して使ってもらえるかが重要になります。

5月に開催されたGoogle I/O 2018カンファレンスでは世界中から集まった開発者に対して、Google Play ストアのアプリがターゲットとしているユーザーからさらに見つけてもらいやすくなるためのアップデートが発表されました。

本記事では、新規ユーザー獲得数の増加に大きな影響を与えると思われる4つのポイントを、「Google I/O 2018」で発表された内容からご紹介します。

1. アプリの成長とリテンションをサポートする“獲得レポート”のアップデート

まず、Google Play Consoleでアクセス可能になった、Googleアナリティクスの「獲得レポート」のアップデートが開発者にとっては最も重要だといえるでしょう。このアップデートによって、ユーザーがどのようにアプリを見つけたのか、どのようにDLまたは購入するのかという情報が確認できるようになりました。

また、最も多くのトラフィックやCV、購入を促している検索ワードを知ることもできます。ファネルの各段階におけるARPUとリテンションのベンチマークを見ることで、類似アプリとのパフォーマンスの比較をすることもできます。

また、獲得レポートでは、Google Play ストアのオーガニック トラフィックを分析することもできるようになります。この機能を活用すれば、プラットフォームごとの流入数がわかるので、最適化すべき流入元が明確になります。

2. インスタントアプリがすべてのゲーム開発者へ

Google Play ストアから、ユーザーがゲームアプリをDLする前にお試しとしてプレイすることができる「インスタントアプリ」は、今までは一部の開発者のみが制作可能でした。

現在では、すべてのゲーム開発者がインスタントアプリを制作できるようになりました。インスタントアプリを活用することで、「DLしてみなければゲームを試せない」という今までの問題を改善し、アプリが見つけてもらえる確率とCV率に大きな変化を与えることができます。さらに、より簡単に潜在的なユーザーにアプローチをかけることができるようになるでしょう。

しかしインスタントアプリにおいても、従来のASOと新規ユーザー獲得の戦略が重要な役割を果たすことに変わりはありません。インスタントアプリにおいてCVを達成するには、訪れたビジターが早い段階で「このゲームを試してみたい」と思うようなメッセージを表示させ、ページを最適化する必要があります。インスタントプレイのCV数は、DLのCV数よりも多くなるでしょう。

「Google」は「Google Play Instant」と「Google AdWords」との互換性のテストも開始しています。 これによって [UAC(ユニバーサルアプリキャンペーン)] (https://growthhackjournal.com/google-app-install-advertising-what-why-and-how-of-uac/)のすべてのチャネルを通じて、インスタントアプリのページに直接つながる広告を掲載できるようになります。2018年7月現在、この機能がいつリリースされるのかはまだ決まっていませんが、実現すれば、ユーザーがアプリを見つけ、実際に試し、DLする機会をより増やすことができるでしょう。

3.アプリサイズの縮小ツール「Android App Bundle」

Android App Bundle」とは、開発者が通常のアプリと同等の体験を、より小さな容量で提供できる新しいフォーマットです。ユーザーはアプリを起動するために必要なリソースとコードをDLするだけでアプリを手に入れることができるため、デバイスの容量を節約することができます。

4. 「Google AdWords」での広告エクスペリエンスの改善

「Google」によると、およそ100億以上のアプリが開発者によって「Google AdWords」に掲載されています。新たにアプリをDLしてくれるユーザーをより見つけやすくするため、「Google」はアプリの内容も記載することができるAdWordsのベータ版を発表しました。ベータ版では広告の中に、アプリの画像や説明文を直接組み込むことができます。

今日「Google」は、Google Play ストアをはじめとする広範囲なアドネットワークや、OSを通じてアプリ内のユーザー行動などの情報を収集したデータを保持しています。「Google」は、このアプリの情報データを活用し、広告のアルゴリズムに組み込んでいるため、今後は、Google Play ストアにもこのデータが提供されていくことでしょう。

この仕組みによってGoogle Play ストアは、よりアプリが見つけやすいプラットフォームになるだけではなく、独自の広告プラットフォームにもなり得ます。例えば、「Google」が特定のアプリ内の商品を、広告として宣伝できるのはもちろん、アプリストア内でアプリの一覧が表示されるページに載せることもできるのです。

今回ご紹介したアップデートの詳細や、Google Playでの詳しい実践方法はYoutube」でも見ることができるので、チェックしてみてください。

この記事は、STOREMAVEN社のブログ”4 Google I/O 2018 Updates App Developers Should Know About“を著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載するものです。Repro published the Japanese translation of this original article on STOREMAVEN in English under the permission from the author.


モバイルアプリの成長支援パートナー「Repro」

「Growth Hack Journal」を運営している「Repro」は、アプリ解析・マーケティングツールの提供からユーザ獲得やユーザ定着のためのマーケティング支援等のソリューションまでワンストップで提供、アプリの成長を支援しています。

提供サービスについて詳細はこちら


【毎月5社 限定】ASO無料診断実施中!

ユーザーがアプリ見つけやすいよう、アプリストア内のコンテンツを最適化することは重要です。ASOの改善余地について、無料で診断します。

お問い合わせはこちら

プッシュ通知許諾率無料診断実施中!

自社アプリのプッシュ通知の許諾率の解析、および許諾率を改善した場合に増加するユーザーの再訪数やコンバージョン数を無料でシミュレーションします。

お問い合わせはこちら